弁護士から裁判官に転身しようと、法曹会館の人事課に乗り込んだ寅子(伊藤沙莉)。そこで「佐田寅子、昭和13年度、高等試験司法課合格。私を裁判官として採用してください」と桂場(松山ケンイチ)に志願する場面がある。
だがメイキング動画に映っていたのは、伊藤が「佐田寅子!」と言った途端になぜか思わず笑ってしまい、即NGになっていた場面。その後も、ツボに入ったのか伊藤の笑いはおさえられず。
別カメラでは、彼女の目の前にいる松山が、伊藤が「佐田寅子!」と言ったときにはすでに、かすかに笑っているようにも見える。この笑う松山を見て、伊藤も笑ってしまったのかは定かではないが、撮影中の和やかな雰囲気が伝わってくる。