あした6日放送の連続テレビ小説『虎に翼』第49話では、寅子(伊藤沙莉)が花岡(岩田剛典)と再会する。
5日放送の第48話。新しい改正案に対し、神保(木場勝己)は改正されれば多くの人が混乱に陥ると主張する。だが寅子は反対意見が言えずにいた。それは、花江(森田望智)のように、かつての日本の婚姻制度の中で今も生きる人のことを思ったからだ。
小橋(名村辰)からは「前のおまえならすぐ、“はて、はて?”って噛みついて理想論を振りかざしてただろ?」と忠告されてしまう。
このあと、寅子は改正案に対して広く意見を募るため、婦人代議士・立花幸恵(伊勢志摩)らの集まりに参加するも、やはり自分の考えが言えずにいた。久藤(沢村一樹)からは「どうしてそんなに他人事なの?」「君だって彼女たちと同じ社会を変える場所にいるじゃない」「君は本当に謙虚だねぇ」と言われてしまう。
裁判官になろうと決めたものの、かつてのように物事に前のめりになれない寅子。落ち込みながらいつもの公園のベンチに座っていると、隣に優三(仲野太賀)の幻が現れ、「僕の大好きな、何かに無我夢中になっているときのトラちゃんの顔をして、何かを頑張ってくれること」と、生前言っていた励ましの言葉を告げる。そこへ久しぶりに花岡(岩田剛典)がやってくる。花岡は今は裁判官となっていた。寅子の心を救えるのか?
明日6日放送の第49話。寅子(伊藤沙莉)は、公園で花岡(岩田剛典)に再会する。花岡は東京地裁に戻っており、判事として主に食糧管理法違反の事件を担当しているという。寅子は自分の弁当を思わず隠すが、花岡は堂々としろと微笑む。その夜、猪爪家に久藤(沢村一樹)とアルバート・ホーナー(ブレイク・クロフォード)がやってくる。