国内外の謎や課題に様々な取材手法を使って迫る、同番組のシリーズ企画「調査報道 新世紀」。今回は「オンラインカジノ」に迫る。オンラインカジノといえば、最近では大谷翔平選手の口座から、およそ26億円を不正に送金したとされる元通訳の水原一平被告が記憶に新しい。スマートフォンやタブレットから、24時間365日、際限なく賭けられる点も特徴で、瞬く間に多額の借金を背負い、ギャンブル依存症を発症する人も少なくない。
番組が取材を進めると、国内に複数の広告業者が存在していることが判明。「初回は無料」などと謳うSNS広告などを通じてカジノサイトへ誘導し、利用者の新規獲得を担っている実態が浮き彫りとなる。さらに、オンラインカジノの関連企業が存在すると見られる、地中海に浮かぶ島国・マルタ共和国への潜入取材も。そこで働いていたのは、意外にも、日本の若者たちだった。