同書は、伊藤本人が撮影した大量の写真とともに、乗り鉄タレントが魅せる一筆書き鉄道旅行記。ページに制限のない電子書籍の特性を生かして写真はすべて大判に拡大し、巻末には電子書籍特別付録として、旅系Youtuber“アンドロイドのお姉さん”ことSAORI 氏との対談を新たに収録した。
ちなみにタイトルにある“最長片道切符”とは、北海道から九州までたった1枚で日本を縦断できる切符。今回の旅行記について伊藤は「当時の新ルート達成第一号を目指し、大好きな鉄道旅に没頭する濃厚な24日間。その時だけの車両・車窓・人はもちろん各地方の宿、居酒屋、グルメ情報なども込めて、1冊の旅行記として記しました」と説明しており、さらにその背景にあるドラマについても「どうしてもこの24日間を届けたくて、まずは初めての自費出版、そしてコミケでの販売に挑戦しました。もちろん初めての自主製作に不安もありましたが、結果、増刷まで出てほぼ手売りで750部を完売。こうして、小学館さんの目に届くこととなりました」と語っている。
なお7月28日には電子書籍ストア「Reader Store」で購入した人限定で発売記念イベントが開催される予定だ。