人気アニメシリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』が19日、ついに全国公開された。公開を記念して行われた初日舞台挨拶には、豪華声優陣が勢揃いし、作品への思いや見どころを語った。
全世界で社会現象を巻き起こし、シリーズ累計興行収入が驚異の50億ドル（約8,056億円）を突破した大ヒットシリーズの最新作。前作『ミニオンズ フィーバー』から2年、グルー一家と愉快なミニオンたちの新たな冒険が描かれる。
主人公グルー役の笑福亭鶴瓶は、7年ぶりの新作について「もうないんかなと思っていたんですよ」と率直な感想を述べつつ、「感動してラストは泣けますよ」と本作の魅力をアピールした。新キャラクターとして登場するグルーの高校時代の同級生マキシム役の片岡愛之助は、「グルーと同級生というのはどういう感じなのかなと思っていました(笑)」と役作りの苦心を明かした。さらに、「アクションや歌もあって驚きつつ、オファーを受けたときは歌うと聞いていなかったのですが、鶴瓶さんと一緒に歌わせていただいて、楽しく収録しました」と、予想外の展開に戸惑いながらも楽しんだ様子を語った。
また、大悪党を夢見てグルーに接近する少女・ポピー役で声優初挑戦となった山田杏奈は、「心に残っているのは、ポピーがグルーに近づいていくシーンです。アフレコをしている途中にも"グルーと話してる！"と実感しましたし、シーンとしても緩急がついていて面白いものになっていると思います」と、役作りの苦労と作品の魅力を語った。
グルー一家の三女・新アグネス役を演じた児玉すみれは、鶴瓶演じるグルーとの関係性について「グルーさんみたいに夜寝るときにお話をしてほしいし、朝起きたらかわいいパンケーキを作ってほしいし、お山にお出かけに行ったらキャンプファイヤーの前で踊りたいです」と、アグネスらしい可愛らしい願いを披露。さらに「鶴瓶さんは火の玉を作ったことがあると聞いたので、その火の玉で肝試しをして鶴瓶さんを驚かせたいです！」と、ユニークな願いも語り、会場の笑いを誘った。
イベントの最後には、本作で初登場となる「メガミニオン」メンバーの一人"メガジェリー"の特大ケーキが登場。キャストたちは大興奮し、児玉は「メガジェリー大好き！かわいい！」と駆け寄り、片岡は「ケーキって言われなかったら分からないかも」とその完成度の高さに感激した。
