大ヒット韓国ドラマ「イカゲーム」主演のイ・ジョンジェがジェダイ・マスターを演じたことでも注目を集め、「スター・ウォーズ」らしいライトセーバーを駆使したアクションや、先の読めないサスペンスフルな展開が世界中を熱狂させた。
最終話では銀河の平和の守護者であるジェダイと平和を脅かす存在ダークサイドがぶつかり合い、正義を貫く存在として知られていたジェダイの根底を覆す衝撃の展開がSWファンを震撼させた。さらにラストシーンでは誰もが知る“あの人気キャラクター”のサプライズ登場により幕を閉じた。
そんな『アコライト』の約100年後を舞台に描く劇場公開第四作目『スター・ウォーズ／ファントム・メナス（エピソード１）』が1999年の劇場公開から25周年を迎えた。
1983年に旧三部作の完結編となる『スター・ウォーズ／ジェダイの帰還（エピソード6）』が公開されて以来、16年ぶりの新作として劇場公開された同作。当時、世界的大ヒットを記録した「スター・ウォーズ」の新作がシリーズ生みの親ジョージ・ルーカスの手によって再び描かれることに世界中が大興奮の渦に包まれた新三部作の1作目だ。今年、25周年を祝し劇場にて実施された4日間限定の特別上映では全国のスクリーンで売り切れが続出するなど、未だに多くの人に愛されている不朽の名作だ。
そんな同作で描かれるのは、後に銀河を支配するシスの暗黒卿ダース・ベイダーが、辺境の惑星に住む貧しい少年アナキン・スカイウォーカーだった頃の物語。アナキンが秘めるジェダイとしての才能を見抜いたジェダイ・マスターのクワイ＝ガン・ジンは、彼をジェダイ騎士として育てることを決意する。
後にアナキンの師となるオビ＝ワン・ケノービや、妻となるパドメ・アミダラとの出会いが描かれており、「スター・ウォーズ」の歴史を語る上でも重要な一作となっている。そしてクワイ＝ガン・ジンとオビ＝ワンの師弟コンビが、シス卿ダース・モールとライトセーバーを交えた死闘を繰り広げるアクションシーンは必見。
後に数々のジェダイの前に立ちはだかるシリーズ屈指の悪役ダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーの幼き日の物語をまだ見たことがない人はもちろん、クワイ＝ガン・ジンとオビ＝ワンの大迫力のライトセーバー戦を見直したい人は必見。
