内田英治監督『誰よりもつよく抱きしめて』主演に三山凌輝と久保史緒里 | RBB TODAY

内田英治監督『誰よりもつよく抱きしめて』主演に三山凌輝と久保史緒里

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内田英治監督『誰よりもつよく抱きしめて』主演に三山凌輝と久保史緒里
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 内田英治監督の最新作『誰よりもつよく抱きしめて』が2025年2月にTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。主演を務めるのは、三山凌輝と乃木坂46の久保史緒里。さらに2PMのファン・チャンソンの出演も明らかになった。

 同作は新堂冬樹の同名小説を原作とし、強迫性障害による潔癖症を患う絵本作家の男性と、彼を支える恋人の女性を中心に、触れることができない者たちの愛と葛藤を描く物語だ。三山が演じる水島良城は、恋人にも触れられない状況に苦しむ絵本作家。久保が演じる桐本月菜は、良城を支える恋人。

 三山は「内田監督とは以前に偶然海外でお会いした縁もあり、いつか作品で御一緒できたらと話をさせていただいていたのですが、まさかこんなに早く、しかも監督の作品で自分にとっても初の主役を努めさせていただくことになるなんて、そのスピード感含めて、本当に驚きの連続でした」とコメント。久保も「月菜として生きた日々を今振り返ってみると、とても息苦しかったように思います」と役作りの苦労を語った。

 内田監督は「若手俳優たちとともに作品作りを行いました。ミュージシャンとしても活躍する三山凌輝、久保史緒里、チャンソンの3人の演技は初々しさとリアリティが混合する素晴らしいものとなり、その姿をぜひ劇場で見ていただきたいと思います」と期待を寄せている。

 原作者の新堂冬樹は「こんなに素晴らしい映画になり、小説家冥利に尽きる思いだ」と喜びを表現。20年の歳月を経て映画化された本作に、高い評価を示した。

■三山凌輝(水島良城役)コメント全文

内田監督とは以前に偶然海外でお会いしたご縁もあり、いつか作品で御一緒できたらと話をさせて頂いていたのですが、まさかこんなに早く、しかも監督の作品で自分にとっても初の主役を努めさせて頂くことになるなんて、そのスピード感含めて、本当に驚きの連続でした。良城を演じる事は、当初シンプルにワクワクした部分がありましたが、自分の陽の性質に比べ、すごくかけ離れていたり、更には強迫性障害を患っているということもあり、自分とは正反対とも言える、この難しいキャラクターを演じるには、どう役に向き合えばいいのか、最後まで、ずっと考え試行錯誤し続けました。作品自体は、画に流れる空気感がとても素敵なのですが、よくある恋愛映画に終わらず、人のモヤッとする矛盾みたいなものがあえて描かれていたり、人間生きてたら、こういう事あるよね…みたいなリアリティある展開を含めて内田監督だからこその魅力が詰まっていて、人の心に必ず引っかかるような、そんな味わい深い作品になっているのではと思います。誰もが人間関係や恋愛で知らずに経験しているような、単純に割り切れない複雑な気持ちや、行動を敢えて描くことにより、皆さんの心にどんな思いを残す事ができるか?僕自身も楽しみですし、皆さんも、どうか楽しみにしていて下さい。

久保史緒里(桐本月菜役)コメント

桐本月菜役を務めさせていただきました、久保史緒里です。月菜として生きた日々を今振り返ってみると、とても息苦しかったように思います。常に自分の感情に蓋をしているようで、果たして己にとって一番大切にしたいものは何か、自分なのか、愛する存在なのか、あるいはそれ以外なのか。環境や行き場のない想いに振り回されながらも、月菜の心を満たしてくれるものも蝕んでいくものもいつだって『愛情』だったように思います。そんな刺激的な日々を、三山さん、チャンソンさんをはじめとする素敵な方々とご一緒させていただき、本当に光栄でした。また、内田監督とご一緒させていただくのは今回で三度目となります。繊細に揺れ動く月菜の心情を言葉に変換しながら、真正面から向き合って
いただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この作品が、私たちが生きる中で日々探し求めている愛情のカタチを見つけ出すきっかけとなりますように。そして、月菜が見つけた、導き出した、愛情の答えを見届けていただけたら幸いです。劇場でお待ちしております。

《RBB TODAY》

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