中村倫也、土屋太鳳と精神医療が題材のドラマ!「分厚い医療の本を10冊くらい読んだ」 | RBB TODAY

中村倫也、土屋太鳳と精神医療が題材のドラマ!「分厚い医療の本を10冊くらい読んだ」

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中村倫也、土屋太鳳【撮影:小宮山あきの】
中村倫也、土屋太鳳【撮影:小宮山あきの】 全 8 枚
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 NHK土曜ドラマ「Shrink―精神科医ヨワイ―」の試写会・出演者会見が7日、都内で行われ、出演者の中村倫也と土屋太鳳ほかが登場した。

 本作は、のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村)と、一言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋)が織りなす「観るカウンセリング」ドラマ。

 主人公の精神科医・弱井役を演じる中村は、「自分は毎朝起きたらニュースをチェックするのが日課になっているんですけれど、連日悲しいニュースも多いじゃないですか。何とも言えない気持ちになることも多くて…。今作は精神医療を題材にした、今世の中に生み出される意義のあるドラマだと実感しています」とアピール。



 精神科医役を演じるにあたり「分厚い医療の本を10冊くらい読んだ」ものの「精神科医の知識を学ぶため勉強はきりがなくて…。命にかかわる医療ですから、判断も難しいし、責任が重大でめちゃくちゃ難しい。医者の大変さの片鱗を垣間見れたかもしれないです」と演じた苦労を告白。



 劇中では「パニック症」「双極性」「境界性パーソナリティー障害」の3つの病の患者が出てくるが、「患者役の夏帆さん、松浦(慎一郎)さん、白石聖さんがしっかり準備して挑んでくれたのが、主演としてはすごく嬉しくて。作ったものが意義ある、伝わるものになっていると思います」と自信をのぞかせた。

 弱井のもとで働く看護師役の土屋は、「見てくださる方々の心の根っこを温かくできる作品になっています」とにっこり。「精神医療」というテーマについては、「歯が痛いときは歯医者さんに行くと、痛い部分を削ったり抜いてくれる。心も同じだなと思いました。心に必要ないものを抜いてもらう。そういった時間と場所がもっと増えていいんじゃないかなと感じました」と思いを語った。



 共演を経て「お互いの印象は?」と聞かれた中村は、土屋について「ものづくりをするうえで細かいことに気が付いて、しっかり一つ一つを気に掛けながら作る方だなと思いました」とコメント。

 対する土屋は、中村について「現場の空気と作品の空気をぶわ~んと重ねて溶け込むように役に入っていく方だなと。倫也さんの性格だったら、もっと空気を壊すことはできるんだけど、患者さんのお芝居もあるし、空気を壊さないように、その場に座ってシーチキンのおにぎりを食べている。そして突然歌い出すという…」と明かし、笑いを誘う場面も。



 ちなみに中村が歌っていた楽曲について、土屋は「世代が違うので、ほぼほぼ理解できていなかった」というが「楽しんだろうなあ~というのは伝わってました」と明かすと、中村も「楽しいよ!毎日」と満面の笑みで返していた。

 本作は8月31日(土)よる10時~NHK総合で放送スタート〈全3回〉。

《小宮山あきの》

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