
2人ので会いは、コロナ禍がきっかけ。長崎で船の設計士をしていた夫が、自宅アパートでは資格勉強に集中できないからと家を引き払い、コワーキングスペースがある宿泊施設に住み始めた。1年後、東京で営業の仕事をしていた妻がコロナ禍でリモートワークとなり、同じく「要らないな」と家を引き払ってオシャレなこの宿泊施設へ越してきた。深夜まで仕事を続ける妻に対し、最初は怖い人だと思っていたという夫だが、とある「ふるさと納税の返礼品」を口実に妻を誘い…!?

一気に距離が縮まり交際がスタートとした2人は、付き合って約2カ月後のドライブ中、夫が妻に「死ぬまでにやりたいこと」を訊ねたところ、「世界一周」と答えられる。ならば妻を最高に幸せにするため世界各国で結婚式を行おうと提案すると、「超名案!」と妻も前のめりに。



こうして7か国で10回もの結婚式を行った2人。1ヵ国目がインドネシアのバリ島。村の長老に許可をもらい、稲でお尻をパタパタしあったり、バナナを食べさせあったりする独特な挙式を行うも、その行為には深~い意味が…。中央アジアのキルギスでは、部屋の奥に幽閉されている新婦を助け出すため、新郎は「キス当てゲーム」だの「手当てゲーム」だの、10個の試練を乗り越えなければならず…!?さらにニューヨークでは2回も挙式! 市役所での「3分間ケッコンシキ」やフィットネスジムでの「バレンタイン企画結婚式」など、貪欲に式数を積み重ねていく。そして10回目となったネパールでは、結婚式場までなんと片道5日! 標高4,000m、断崖絶壁の先にある秘境の村での結婚式は桁違いで…。いずれの驚愕エピソードも、当時の動画つきで語られる。