麻木久仁子が放送大学で「健康福祉運動指導者」の認証状取得を目指すことが明らかになった。
2023年4月に還暦を迎えた麻木久仁子は、放送大学に入学し、2年目を迎えている。彼女は大学生生活を通じて得た変化を語り、2024年10月から始まる第2学期の目標を「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)」での「健康福祉運動指導者」の認証状取得と明かした。
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麻木は50歳の時に脳梗塞と乳がんを経験し、食に関心を持つようになった。その後、国際薬膳師や国際中医師、温活指導士の資格を取得し、食に関する情報を発信してきた。2023年4月には「いつかやろう」ではなく「今やろう」と決意し、放送大学に入学した。
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2024年度第1学期には「運動と健康(’22)」「リハビリテーション(’19)」「今日のメンタルヘルス(’23)」「地域・在宅看護論(’23)」の4科目を履修し、すべてA評価を取得した。麻木は「今日のメンタルヘルス(’23)」について「メンタルの変調にはどういう形態があって、どんな対処が必要なのかを学ぶことができた」と語った。
また、放送大学では自宅で受けられるWeb単位認定試験を導入しており、麻木も「インターネットを利用した試験は事前に体験版でシミュレーションをしていたので、すんなりできました」と述べた。
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2024年第2学期では「高齢期を支える(’23)」「グリーフサポートと死生学(’24)」「公衆衛生(’24)」「認知症と生きる(’21)」を受講する予定で、これらの科目は「科目群履修認証制度(放送大学エキスパート)」での認証状取得を目指すためでもある。
麻木は「放送大学エキスパートで『健康福祉指導プラン(健康福祉運動指導者)』を目指していますので、今回は興味がある科目の中からエキスパートに必要な4科目を優先して選びました」と語った。
放送大学での学びについて麻木は「学ぶことが気持ちを若返らせると実感していますし、とてもよいアンチエイジングだなと思います」と述べ、学びの重要性を強調した。