大河ドラマ『光る君へ』のスペシャルトークショーが、滋賀県大津市で開催された。紫式部役の吉高由里子と藤原彰子役の見上愛が登場し、約1,100人の観客が集まった。
吉高由里子は、「今年3月にも石山寺を訪問させていただきましたが、今日はたくさんの方々に来ていただけて、とても嬉しく、幸せに思います。ドラマの撮影開始から1年以上が経過しましたが、この経験は一生に一度しかない奇跡的なものだと感じて、日々を大切に過ごしています」と述べた。また、見上愛について「かわいい！大好きなんです！（笑）」とコメントし、藤原彰子との関係についても語った。
見上愛は、「これまでの人生の中で、一番大きな歓声をいただきました（笑）。大津市には初めて足を運んだのですが、延暦寺など私が演じる藤原彰子にゆかりの深い場所を訪問し、彼女の願いや人物像に思いを馳せることができました」と述べた。また、吉高由里子との共演についても触れ、「大河ドラマは初出演で、撮影初日からすごく緊張していたのですが、吉高さんが気さくに話しかけてくださったおかげ、チームの一員となれました」と語った。
トークショーの様子は、9月23日（月）午後6時5分からNHK総合で放送される予定。観客は、まひろと彰子の物語が生まれる地での特別な時間を楽しんだ。
見上愛はトークショーの前日に比叡山延暦寺を訪問し、藤原彰子が写経した法華経を納めた「金銀鍍宝相華文経箱」と対面した。彼女は「彰子が経箱に託した『我が国の人々が安らかに暮らせますように』という思いを知り、国や民のためを思って動ける女性だったんだなと改めて感じました。この（比叡山延暦寺の）空気を感じ、実際に平安の香りが残っている場所に来て、もっと想像力を膨らませて、これからお芝居ができるだろうなと思います」とコメントした。
