戦国スペクタクル・ドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』が、エミー賞史上最多となる18部門を受賞した。
同作は、真田広之が初めて主演とプロデュースを務めた作品で、作品賞、主演男優賞、主演女優賞をはじめとする主要部門を総なめにした。特に注目すべきは、日本人が9名も受賞した点である。
真田広之は、徳川家康にインスパイアされた武将・吉井虎永を演じ、主演男優賞を獲得。これは、1980年にドラマ化された『将軍 SHŌGUN』で三船敏郎が逃した賞であり、真田が悲願の受賞を成し遂げた形となった。また、鞠子役のアンナ・サワイも主演女優賞を受賞し、感動的なスピーチを行った。
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」にて、同作を独占配信中だ。
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■コメント
真田広之:プロデューサー/吉井虎永役(作品賞、主演男優賞受賞)
「この場に立てる事を誇りに思います。奇跡です。FX、ディズニー、Hulu、ありがとう。クルーとキャストの皆様、SHOGUNに関わってくれた皆様、最後まで私を信じて、サポートしてくれてありがとう。本作は東と西が(壁を越えて)出会う夢のプロジェクトでした。とても難しいプロジェクトでしたが、全員が一致団結しました。私たちは全員で奇跡を作る事ができました。そして我々は共により良い未来を作ることができます。本当にありがとう!」「これまで時代劇を継承して支えてきてくださった全ての方々そして監督や諸先生方に心より御礼申し上げます。あなた方から受け継いだ情熱と夢は海を渡り国境を越えました。」「この度のエミー賞受賞、大変光栄です。「SHOGUN 将軍」のスタッフ・キャストと分かち合いたいと思います。また、子役の頃からお世話になった全ての方々、そして支えて頂いたファンの皆さんに、あらためて感謝いたします。これを励みに、今後も俳優として新たな挑戦を模索しながら、日本の素晴らしい題材や才能を世界に発信して参りたいと思います。ありがとうございました。」
アンナ・サワイ:鞠子役(主演女優賞受賞)
「名前が呼ばれる前から泣いてしまっていました。テレビジョン・アカデミーの皆様、素晴らしい賞をありがとうございます。すばらしい候補者の皆さん、ありがとうございます。私は皆さんを観て育ちました。FXのチームもありがとうございます。ジャスティン(マークス)とレイチェル(コンドウ)、私を信じて、素晴らしい役をくれてありがとう。クルーとキャストのひとりひとりの皆さん、そして真田さん、彼は私のような俳優にドアを開いて、チャンスを与えてくれました。コズモ(ジャーヴィス/按針役)、あなたは私が知る最も正直で誠実で恐れ知らずな俳優です。あなたのおかげで私は120%の力を出すことができました。今まで支えてくれたお母さんありがとう。あなたのおかげで、私は鞠子を演じて、今、ここにいることができました。この受賞はすべての女性のためのものです。」