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【auから格安simに乗り換え】おすすめはどこ?後悔しない手順をご紹介

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「auから格安SIMに乗り換えたいけれど、どこを選べば後悔しない?」

そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではおすすめの格安SIMと、スムーズに乗り換えるための手順を詳しくご紹介します。

この記事でわかること

通信品質や注意点も含め、後悔しない乗り換え方法を一緒に見ていきましょう。

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auからの乗り換えにおすすめな格安SIM10選と特徴

ここでは、auからの乗り換え先におすすめの格安SIMを確認していきます。

一言で格安SIMといっても、料金プランの種類やサービスはそれぞれで異なります。

自分に合った格安SIMへ乗り換えるためには、格安SIM独自の強みやメリットを知ることが大切です。

UQモバイル - au回線を利用しつつ高速通信が可能

UQモバイルは、auの高品質な回線を利用しながら、リーズナブルな料金プランを提供する格安SIMサービスです。

通信速度が安定しており、特に混雑する時間帯でもスムーズな通信が可能なのが特徴です。

また、「節約モード」を利用すれば、低速通信時でもSNSやWebブラウジングが快適に行えます。

さらに、通話オプションやデータ容量の繰り越し機能も充実しており、コストパフォーマンスの高いサービスとして多くのユーザーに支持されています。

【乗り換えをおすすめする理由】

UQモバイルは、au回線を利用するため、エリアの広さや通信品質に信頼が置けます。

特に、auのキャリア契約を利用していた方にとっては、SIMロック解除の手間が省け、スムーズな乗り換えが可能です。

また、家族割やセット割を活用することで、さらにコストを抑えることができます。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【トクトクプラン】

~1GB:2,277円

1GB~15GB:3,465円
【コミコミプラン+】

3,278円
【ミニミニプラン】

2,365円

データ通信量

【トクトクプラン】

15GB
【コミコミプラン+】

30+3GB
【ミニミニプラン】

4GB

音声通話料金

22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

【トクトクプラン】

国内:最大1Mbps

国外:最大128kbps
【コミコミプラン+】

超過後~50GB:最大1Mbps

50GB~:最大128kbps
【ミニミニプラン】

国内:最大300kbps

国外:最大128kbps

支払い方法

・クレジットカード

・Pay-easy

・コンビニエンスストア

・支払秘書残高

契約初期費用

(税込)

事務手数料:3,850円

実店舗

あり

mineo(マイネオ) - カスタマイズプランで自由度が高い

参照:mineo

2024年のサービス刷新により、より柔軟なプラン設計が可能になりました。

「マイピタ」プランでは、データ使用量に応じて自動で最適な料金が適用され、月額990円から利用可能。3キャリアの回線から選択できる唯一の格安SIMとしても注目されています。

【乗り換えをおすすめする理由】
auユーザーにとって、同じau回線を選択できることで安心感があります。また、データ容量のシェアや繰り越しなど、独自の機能が充実しており、家族での利用も含めて柔軟な運用が可能です。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【マイピタ】

1GB:880円~1,298円

5GB:1,265円~1,518円

10GB:1,705円~1,958円

20GB:1,925円~2,178円
【マイそく】

プレミアム(最大3Mbps):2,200円

スタンダード(最大1.5Mbps):990円

ライト(最大300kbps):660円

スーパーライト(最大32kbps):250円

データ通信量

【マイピタ】

1/5/10/20GB

音声通話料金

22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

最大200kbps ※マイピタ

家族割

あり

ソフトバンク割引制度

なし ※eo光とのセット割あり

支払い方法

・クレジットカード

契約初期費用

(税込)

契約事務手数料:3,300円

SIMカード発行料:440円

実店舗

あり

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mineoの公式サイトをみる

IIJmio(みおふぉん) - コストパフォーマンスに優れた料金プラン

参照:IIJmio

IIJmioは20年以上のMVNO運営実績を持つ老舗で、2024年は特に通信品質の改善に注力しています。

2024年10月より家族割引を強化し、最大8回線まで月額100円/回線の割引を実施中です。

また、ギガプランでは3GBプランを月額858円という業界最安値級の料金で提供。大容量プランでは50GBまで拡充され、複数回線での利用でさらなる割引も可能になりました。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
au回線とドコモ回線の選択が可能で、使用エリアに応じて最適な回線を選べます。特に、データ使用量が少ないライトユーザーには、3GBプランの月額858円という価格が魅力的です。

また、高速テザリングが標準対応で、ビジネスユースにも適しています。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【音声通話機能付きSIM】

2GB:850円~

【SMS機能付きSIM】

2GB:820円~

【データ通信専用SIM】

2GB:740円~

【データeSIM専用SIM】

2GB:440円~

※データ利用量によって変動

データ通信量

以下からプランで選択

2/5/10/15/20/30/40/50GB

※25/3/1よりプラン変更

2/5/10/15/25/35/45/55GB

音声通話料金

11円 / 30秒

通信速度

(※速度制限時)

非公開

支払い方法

クレジットカード

契約初期費用

(税込)

・登録事務手数料:3,300円

・SIMカード発行手数料:433円

実店舗

あり

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公式サイト:
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BIGLOBEモバイル - エンタメフリーオプションが魅力

参照:BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは長年のISP事業で培った技術力を活かし、安定した通信品質を提供しています。

動画や音楽サービスの通信量をカウントしない「エンタメフリーオプション」の対象サービスを拡大し、TikTokやInstagramも新たに追加。

月額480円でYouTubeやNetflix、SNSアプリの通信量がカウントされないため、動画視聴やSNSをよく利用する方に特に人気があります。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
エンタメサービスの利用が多いユーザーにとって、実質的なデータ容量は大手キャリアの大容量プランと同等以上になります。

また、セキュリティオプションが3カ月無料で利用できるキャンペーンを実施中です。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【音声通話SIM】

プランS(1GB):1,078円

プランR(3GB):1,320円

プランM(6GB):1,870円

12GBプラン:3,740円

20GBプラン:5,720円

30GBプラン:8,195円

【データプラン】

3GBプラン:990円

6GBプラン:1,595円

12GBプラン:2,970円

20GBプラン:4,950円

30GBプラン:7,425円

データ通信量

1GB~30GB

音声通話料金

22円/30秒

※BIGLOBEでんわアプリ利用時:9.9円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

最大200kbps

支払い方法

・クレジットカード

・口座振替(データSIMのみ)

契約初期費用

(税込)

・契約事務手数料:3,300円

・SIMカード発行手数料:433円

実店舗

なし

イオンモバイル - 全国のイオンで契約・サポートが受けられる

参照:イオンモバイル

全国のイオン店舗で契約・サポートが受けられる利便性が特徴です。

独自の端末補償サービスを開始し、より安心して利用できるサービス体制を整えています。

買い物との相乗効果で、実質的な維持費を抑えられるのも魅力です。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
実店舗でのサポートが充実している点が、オンライン完結型の格安SIMにない大きな特徴です。

WAONポイントとの連携や、イオン店舗での各種特典も魅力的で、普段からイオンを利用する方には特におすすめです。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【音声プラン】

0.5GB:803円~

【やさしい音声プラン】

0.2GB:528円~

【データプラン】

1GB:528円~

【やさしいデータプラン】

1GB:418円~

【シェアプラン】

1人1GB:1,188円~

【やさしいシェアプラン】

1人1GB:968円~

データ通信量

0.2GB~200GB

音声通話料金

11円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

最大200Kbps

支払い方法

クレジットカード

契約初期費用

(税込)

なし

(SIMタイプ変更時のみ3,300円)

実店舗

あり

povo - 必要な分だけ追加できるトッピングプラン

povoは基本料0円からスタートし、必要なサービスを「トッピング」として追加できる画期的なプラン設計が特徴です。

au回線を使用しているため、通信品質も安定しています。

2024年10月18日から「新1年間トッピング」を導入し、月額換算で30GBを2,200円で利用可能になりました。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
基本料0円から始められ、必要なサービスだけを選んで追加できる柔軟な料金システムが特徴です。au回線を使用するため、通信品質は変わらず安定しています。

【基本情報】

月額料金

(税込)

0円(トッピング未購入時)

—トッピング料金---

・使い放題(6時間):250円

・使い放題(24時間):330円

・使い放題(7日間)12回分:9,834円

・1GB(7日間):390円

・1GB(180日間):1,260円

・3GB(30日間):990円

・20GB(30日間):2,700円

・30GB(30日間):2,780円

・60GB(90日間):6,490円

・120GB(365日間):21,600円

・150GB(180日間):12,980円

・300GB(90日間):9,834円

・300GB(365日間):24,800円

・360GB(365日間):26,400円

データ通信量

0GB(通常)

—トッピング---

1/3/20/30/60/120/150/300/360GB

音声通話料金

22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

最大128kbps(トッピング未購入時)

支払い方法

・クレジットカード
・あと払い(ペイディ)

契約初期費用

(税込)

・0円(通常)

・3,850円/回線(過去1年以内に同一名義で5回線以上契約した場合)

実店舗

なし

楽天モバイル - データ使用量に応じた従量課金制でコスパ重視

楽天モバイルは、業界でも特徴的な従量課金制を採用しています。

データ使用量1GB未満なら月額0円、1GB~3GBまでは月額1,078円、3GB~20GBまでは月額2,178円、20GB以上は月額3,278円という料金体系です。

また、Rakuten Linkアプリを使用すれば通話が無料になるため、通信費を大幅に抑えることができます。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
auの料金プランと比較すると、最大で月額4,000円以上の節約が可能です。特に、データ使用量が変動する方にとって、使った分だけの支払いで済む従量課金制は魅力的です。

また、楽天経済圏との連携による還元率の高さも、実質的な通信費の削減につながります。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【最強プラン】

~3GB:1,078円

3~20GB:2,178円

20GB~:3,278円

データ通信量

無制限

音声通話料金

22円(税込) / 30秒

※「Rakuten Link」使用時は無料

通信速度

(※速度制限時)

・国内:混雑時など速度制御する場合あり

・国外:最大128Kbps

支払い方法

・クレジットカード

・口座振替

契約初期費用

(税込)

0円

実店舗

あり

ワイモバイル - ソフトバンク回線で安定の通信速度

ソフトバンクのサブブランドとして、安定した通信品質と充実したサポート体制を提供しています。

5G対応エリアを大幅に拡大し、より高速な通信サービスを実現。

また、家族割引の制度も充実しています。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
ソフトバンクの高品質な通信網を使用しながら、月額料金を大幅に抑えられます。

また、PayPayとの連携による還元率の高さも特徴で、実質的な通信費をさらに抑えることができます。

2025年1月1日からは、シンプル2Mが料金変わらず20GBから30GBに、シンプル2Lが料金変わらず30GBから35GBに増量しました。

料金はそのままに使えるデータ量が増えるのは嬉しいニュースですね。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【シンプル2 S】

2,365円

【シンプル2 M】

4,015円

【シンプル2 L】

5,115円

データ通信量

シンプル2 S:4GB

シンプル2 M:30GB

シンプル2 L:35GB

音声通話料金

22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

・シンプル2 S:最大300kbps

・シンプル2 M:最大1Mbps

・シンプル2 L:最大1Mbps

※規定容量の半分を超えた場合:最大128kbps

支払い方法

・クレジットカード

・口座振替

契約初期費用

(税込)

契約事務手数料:3,850円

実店舗

あり

LINEMO - LINE使い放題でSNSをよく使う方におすすめ

2024年11月1日から、料金体系を大幅に改定し、「LINEMOベストプランV」では30GBまでのデータ通信を月額2,970円(税込)で利用可能になりました。

LINE関連のデータ通信が無料になる「LINEギガフリー」サービスは継続して提供され、SNSヘビーユーザーに特に人気があります。

【auからの乗り換えをおすすめする理由】
ソフトバンクの高品質な通信網を使用しているため、安定した通信速度を維持できます。特にLINEの利用が多いユーザーにとって、データ通信量を気にせずLINEが使える点は大きなメリットです。

また、ベストプランVは5分以内の国内通話が無料で、シンプルな料金体系により月々の支払いが分かりやすいのも特徴です。

【基本情報】

月額料金

(税込)

【LINEMO ベストプラン】

~3GB:990円

~10GB:2,090円

【LINEMO ベストプランV】

~20GB:2,970円

~30GB:3,960円

データ通信量

・ベストプラン:10GB

・ベストプランV:30GB

音声通話料金

・ベストプラン:22円/30秒

・ベストプランV:5分以内無料、5分超過は22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

【LINEMO ベストプラン】

10GB超過後:最大300kbps

15GB超過後:最大128kbps

【LINEMO ベストプランV】

30GB超過後:最大1Mbps

45GB超過後:最大128kbps

支払い方法

・クレジットカード

・口座振替

契約初期費用

(税込)

0円

実店舗

なし

ahamo - ドコモ回線で通信速度が速く、シンプルなプランが人気

ドコモの高品質な通信網を利用した、シンプルで分かりやすい料金プランが特徴です。

2024年10月1日から基本データ容量を30GBに増量しながら、月額2,970円という料金を維持。

大容量プランでは110GBまで利用可能で、5分以内の通話が無料でかけ放題という特徴があります。

【auからの乗り換えをおすすめする理由
ドコモの通信網を使用しているため、通信品質は大手キャリアと同等レベルを維持しています。

また、5G対応エリアも順次拡大しており、高速通信を求めるユーザーにも適しています。海外でも30GBまで無料で利用可能です。

【基本情報】

月額料金

(税込)

2,970円

データ通信量

30GB(海外91の国々・地域でのデータ通信利用分を含む)

音声通話料金

・5分以内の国内通話無料
・超過時22円/30秒

通信速度

(※速度制限時)

送受信時最大1Mbps

支払い方法

・クレジットカード
・口座振替

契約初期費用

(税込)

0円

実店舗

なし

初心者向け!auから格安SIMへの乗り換え手順と流れ

auから格安SIMに乗り換える際、初心者の方でも安心して進められる手順を4ステップにまとめました。

上記を参考にすることで、手続きの流れがわかりやすく、スムーズに進められます。

1.事前確認事項を確認しよう

2021年10月以降に発売された端末、または2022年10月以降に購入した端末は、SIMロック解除が不要になりました。

それ以前の端末を使用する場合は、My auからオンラインで無料でSIMロック解除が可能です。

また、現在の契約状況やバックアップ方法も必ず確認してください。

【契約状況の確認】

  • ・契約期間と解約金の有無

  • ・機種代金の残債確認

  • ・auかんたん決済などの継続利用サービス

【データ移行の準備】

  • ・重要なデータのバックアップ

  • ・アプリの引き継ぎ設定確認

  • ・auIDに関連するサービスの整理

これらを事前に把握することで、予期せぬ出費やデータ損失を防ぐことができます。

2. 乗り換え手続きを進めよう

2024年現在、多くの格安SIM事業者がMNPワンストップサービスに対応しています。

これにより、以前のように事前にMNP予約番号を取得する必要がなくなり、新しい事業者での申し込みだけで手続きが完結するようになりました。

【申し込み方法の選択】

  • ・オンライン申し込み:最短即日開通可能

  • ・店頭申し込み:対面でのサポートが必要な場合

  • ・電話申し込み:詳しい説明を聞きたい場合

【SIMタイプの選択】

  • ・eSIM:物理的なSIMカードが不要で即時開通可能

  • ・物理SIM:従来型のSIMカードが必要な場合

申し込み方法は、オンライン、店頭、電話の3つから選べます。特にオンライン申し込みの場合、eSIMを選択すれば最短即日での開通も可能です。

物理SIMを選択した場合でも、通常3-4日程度で手元に届きます。

3. 開通作業を行おう

開通作業の手順は、eSIMと物理SIMで大きく異なります。

eSIMの場合は、QRコードを読み取ってプロファイルをダウンロードするだけで完了です。物理SIMの場合は、端末の電源を切ってSIMを交換し、再起動後に初期設定を行います。

【eSIMの場合】

  • ・QRコードを読み取り

  • ・プロファイルをダウンロード

  • ・通信事業者の切り替えを実行

【物理SIMの場合】

  • ・SIMカードの到着を待つ

  • ・端末の電源を切りSIMを交換

  • ・端末を再起動

どちらの場合も、開通後は必ず通話とデータ通信のテストを行いましょう。

【初期設定と確認】

  • ・APN設定の確認(多くの場合は自動設定)

  • ・通話テスト

  • ・データ通信テスト

  • ・各種アプリの動作確認

また、LINEやメールなど、普段使用するアプリが正常に動作するかも確認することをおすすめします。

4. 乗り換え後の確認事項

開通後は、契約内容が申し込み通りになっているか確認しましょう。特に料金プランやオプションサービス、各種割引の適用状況は重要です。

【料金プランの確認】

  • ・契約内容が申し込み通りか

  • ・オプションサービスの状況

  • ・各種割引の適用状況

【継続利用サービスの確認】

  • ・auかんたん決済の継続利用設定

  • ・キャリアメールの転送設定

  • ・各種ポイントサービスの連携状況

このように、2024年現在では乗り換え手続きが大幅に簡素化されています。特にeSIMの普及により、物理的なSIMカードの差し替えも不要になるケースが増えました。

ただし、契約内容や使用している端末によって手順が異なる場合もあるため、事前の確認は慎重に行うことをおすすめします。

auから格安SIMに乗り換えるメリット7選とその理由

まずは、auから格安SIMへ乗り換えるメリットは以下の7つです。

auから格安SIMへ乗り換える場合、もともと加入している契約状況や条件によって使い勝手が悪くなるケースもあります。

格安SIMへの乗り換えで得をするためには、なるべくニーズを満たす格安SIMを探すことが大切です。

上記のメリットを把握して、理想的な使い方をイメージしてみてください。

auの回線品質を保ちつつ、月額料金が大幅に節約できる

auから格安SIMへの乗り換えで最も大きなメリットとなっているのが、高品質な通信環境を維持したまま月額料金を大幅に節約できる点です。具体的な料金差を見てみましょう。

キャリア

プラン

データ容量

月額料金(税込)

auとの差額

使い放題MAX+ 5G/4G

無制限

7,458円

UQモバイル

33GB

3,278円

毎月4,180円お得

mineo

20GB

2,178円

毎月5,280円お得

このように、同じau回線を使用しながら、月額4,000円から5,000円程度の節約が可能です。特にUQモバイルはKDDIグループの直営サービスのため、auと同等の通信品質を維持しています。

また、5G通信にも対応しており、高速・大容量の通信を格安で利用可能です。

さらに、2024年からは多くの格安SIM事業者が通信容量を増量しながら料金を据え置き、もしくは値下げを実施しており、コストパフォーマンスは更に向上しています。

au回線対応の格安SIMが豊富で選択肢が広い

au回線は格安SIMで利用されているケースが多く、ソフトバンクやドコモに比べて乗り換え先の選択肢が多いという利点があります。

格安SIMでは、どのキャリアの回線を使うかによって、乗り換えの手軽さが変わってきます。auからの乗り換えであれば、なるべくau回線に対応したキャリアを使うのがおすすめです。

au回線を提供している、代表的なおすすめ格安SIMは以下のとおりです。

  • ・UQモバイル:33GBが3,278円、au PAY還元でさらにお得

  • ・mineo:20GBが2,178円、3回線以上で家族割引が強力

  • ・IIJmio:家族割引を強化し、月額100円/回線の割引を実施

  • ・BIGLOBEモバイル:SNSも対象のエンタメフリーで動画見放題

  • ・イオンモバイル:全国店舗のサポートと200GB使える大容量プラン

  • ・povo:基本料0円から始められる自由設計プラン

スマホのキャリアを乗り換える際にもっとも面倒なのが、回線切り替えや初期設定などの手続きです。auと同じ回線であれば切り替えもスムーズで、同じ通信エリアでの利用が可能になります。

格安SIMがはじめての人は、まず同じ回線でのキャリアがおすすめです。

auから乗り換えてもキャリアメールを継続できる

格安SIMに乗り換えてもauのキャリアメールアドレスをそのまま使うことができます。

今までau・ドコモ・ソフトバンクから乗り換えした場合はキャリアメールアドレスを使えませんでした。

しかし、2021年12月よりキャリアメールの持ち運びが始まったことにより、格安SIMへ乗り換えても月額330円(税込み)でそのまま使えるようになりました。

キャリアメールの持ち運びを使えば、乗り換え後も面倒なアドレス変更作業を行わずに済むことがメリットです。

SIMロック解除が不要な場合も多く、手間がかからない

2021年10月以降に発売された端末、または2022年10月以降に購入した端末は、SIMロックがかかっていないため、手続き不要で即座に利用できます。

また、au回線の格安SIMを選択する場合は、それ以前の端末でもSIMロック解除が不要なケースが多いです。

多くの格安SIMがシンプルで分かりやすいプランを提供

auのプランは、「使い放題MAX 」、「マネ活プラン」「スマホミニプラン」、「スマホスタートプラン」に分けられます。

「家族割プラス」や「auスマートバリュー」、「au PAY カードお支払い割」など、適用範囲によって金額も上下する仕組みです。

そのため、割引後の実際的な金額がわかりにくい点がデメリットです。

一方の格安SIMには、シンプルな使いやすさを追求したものが多く、オプションなども簡易化されています。

格安スマホは最初から金額が抑えられるぶん、割引適用なども少なく、実際の支払額がイメージしやすいのがメリットです。

ニーズに合っているものだけを追加できるため、自分好みのカスタマイズがしやすいといえるでしょう。

端末の分割払いもそのまま引き継げるケースがある

UQモバイルなどのau系列の格安SIMでは、auで購入した端末の分割払いをそのまま継続できるケースがあります。

2024年からは、手続きもオンラインで完結可能になり、より便利になりました。

auの解約違約金が発生せず、気軽に乗り換え可能

2022年4月以降、auの契約解除料は完全撤廃されています。

さらに、2024年からはMNPワンストップ制度の導入により、乗り換え手続きがより簡単になりました。新規契約時の事務手数料も、多くの事業者で無料化されています。

auから格安SIMに乗り換えるデメリット5選と事前に知っておくべき注意点

auから格安SIMへ乗り換える際のデメリットは、以下の5点です。

キャリアが変わると利用の仕方も変わるため、現在auで利用しているサービスについては、事前に確認することが大切です。

乗り換え費用など金銭的負担も計算しながら、自身の契約状況をチェックしてみてください。

通信品質がキャリアよりも安定しない場合がある

格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営されているため、混雑時には通信速度が低下する可能性があります。

特に平日12時~13時の昼休み時間帯や夜間の帯域制限により、通信速度が低下する可能性が高いです。

ただし、2024年からは多くの事業者が独自の混雑制御技術を導入し、以前より安定した通信を提供できるようになっています。

キャリア特有のサービス(特典・アプリなど)が使えなくなる

auでは、スマホと一緒に使える多様なサービスを展開しています。

しかしキャリアを乗り換えてしまうと、以下のようなキャリアサービスが利用不可となる点に注意してください。

  • ・auスマートパスプレミアムなどの有料コンテンツ

  • ・auかんたん決済の一部機能

  • ・データお預かりアプリ(iCloudやSDカードへの移行が必要)

  • ・auでんきポイント割引が終了

  • ・イーオンバリュープログラムは自動解約

  • ・au PAYの一部機能制限

  • ・au PAYプリペイドカードの一部機能が使用不可

  • ・auじぶん銀行の住宅ローンau モバイル優遇割の終了

  • ・副回線サービスは自動解約

  • ・auまとめトークの無料通話終了

  • ・au HOMEのオプションサービスは自動解約

とくに請求方法や割引制度などは、格安SIM乗り換え後の支払額を左右する重要な要素です。

思いがけないデメリットを増やさないためにも、現在使用しているau関連のサービスがあるか確認してみてください。

サポート体制がキャリアほど充実していないことも

auでは全国約2,000店舗の実店舗で、いつでも対面サポートを受けることができます。

一方、格安SIMの多くは以下のサポート体制となっています。

  • ・オンラインチャット(24時間対応は少ない)

  • ・メールサポート(回答まで数時間~1日程度)

  • ・電話サポート(受付時間が限定的)

【具体的な制限事項】

  • ・休日や夜間のサポート対応が限られる

  • ・端末の故障時、即日対応が難しい

  • ・設定やトラブルの相談は基本的にオンライン

  • ・機種変更時の端末データ移行サービスが少ない

ただし、多くの格安SIM事業者がオンラインサポートを強化し、AIチャットボットの導入やリモートサポートの充実など、サポート体制の改善に努めているようです。

特に初期設定については、詳細な手順書や動画マニュアルを提供する事業者が増えています。

サービスによっては他社回線に切り替わる(au回線に対応していない)

格安SIMでは、au回線を扱うキャリアが多い傾向にあります。

しかし、なかにはソフトバンク回線のみ、ドコモ回線のみといったサービスもあるため、乗り換える際は注意が必要です。

他社回線にするかどうかは自由ですが、手続きの負担を減らしたいのであれば、au回線のものに限定してみてください。

もし他社の回線も試したいのであれば、au以外の回線も扱っている格安SIMがおすすめです。

また契約後にも、無料で回線変更ができるサービスもあります。まずは、au回線のまま乗り換えて、不便を感じたら変更してみてください。

家族割やセット割の恩恵がなくなる可能性がある

auの各種割引サービスは解約と同時に終了します。

  • ・家族割引

  • ・auスマートバリュー

  • ・学割

  • ・セット割

ただし、UQモバイルでは「自宅セット割」(最大1,100円引き)が適用可能です。

また、多くの格安SIMで独自の家族割引サービスを提供しており、新たな割引を受けられる可能性があります。

auから格安SIMへの乗り換えでよくある質問

最後に、auから格安SIMへの乗り換えでよくある質問を確認していきましょう。

乗り換えで後悔しないためのベストタイミングとは?

auから格安SIMへ乗り換えるベストタイミングは、次のとおりです。

  • auに支払っている月額料金の高さが気になる

  • 加入しているけれど、使っていないオプションやセットメニューがある

格安SIMの利点は、必要なサービスだけを利用できる点にあります。

いま、auでの料金が高く感じているなら、使っていないぶんのサービス料がないか、チェックしてみてください。

auから格安SIMに乗り換える際にかかる費用について

2024年6月の制度改定により、解約時の費用負担は大幅に軽減されていますが、いくつかの重要な点があります。

【乗り換え時にかかる費用】

  • ・契約解除料
     2024年6月1日以降の契約者で以下の条件を満たす場合、最大990円(税込)
     ①契約から1年以内の解約
     ②通常利用と判断されない(利用実態がない、または1年以内に同一名義で解約歴がある)

  • ・UQモバイル/povo2.0への番号移行は契約解除料対象外

【解約月にかかる費用】

  • ・基本使用料:月途中の解約でも1ヶ月分が必要

  • ・データ定額サービス:月途中の解約でも1ヶ月分が必要

  • ・オプション料:月途中の解約でも1ヶ月分が必要

  • ・通話料:解約日までの料金のみ

【その他費用】

  • ・auフェムトセル/レピータ未返却時:違約金が発生

  • ・端末の分割払い:継続または一括清算を選択可能

  • ・auメールの継続利用:月額330円(解約から31日以内の申込みが必要)

契約解除料および副回線サービスの利用料金は、解約月の翌々月以降に請求される場合があります。

このため、解約後も一定期間は支払いが発生する可能性があることを考慮に入れた計画を立てることが賢明です。

乗り換え後もLINEや電話番号はそのまま使えるのか?

ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えても、LINEや電話番号はそのまま使用できます。電話番号を引き継ぐためには「MNP」を利用します。この手続きを行うことで、現在の電話番号を楽天モバイルでそのまま使い続けることが可能です。

LINEについても、引き継ぎ設定をしておけば、今までのアカウント・友だちリスト・トーク履歴なども保持したまま利用できます。移行前にLINEの「アカウント引き継ぎ設定」を確認し、設定を有効にしておくことで、スムーズに乗り換え後もLINEを利用できるでしょう。

auから格安SIMに乗り換える際の総まとめ:失敗しないためのポイント

auから格安SIMへの乗り換えは、月額コストの削減や使いやすいプランの選択が魅力ですが、通信品質やサポート体制など、注意すべきポイントもあります。

この記事でご紹介したメリット・デメリット、そして具体的な乗り換え手順を参考にすれば、安心してお得な格安SIMに移行できます。

失敗しないためには、SIMロック解除やMNP手続きなど、事前準備が大切です。賢く乗り換え、快適な通信生活を始めましょう!

《RBB TODAY》