この日の石田は「虎に翼。素晴らしい作品に参加できて本当に幸せな時間でした」と書き出し、「26週間、全130回の壮大な物語。撮影期間はおよそ一年間。(私はおよそその半分でしたが)準備期間を入れればその倍、もしくはそれ以上。素晴らしいスタッフの皆さん キャストの皆さん本当にありがとうございました」と感謝を投稿。
続けて「寅ちゃんの生きた時代はちょうど私の祖母の生きた時代と重なります」と明かし、「おばあちゃんがいつも、寝る前に枕もとで語ってくれた戦前の豊かな時代のこと、そして戦争が奪った、かけがえのない命のこと」「そんな、いままで夢の中のように感じていた様々なことたちが一気に命を持って可視化したような そんなふうにいつも思いながら撮影していました」と振り返っていた。
そして最後に「とにかく私は幸せでした。皆さんありがとうございました。またご一緒できるように精進します。また会う日までどうぞお元気で」と綴り、約500字にわたる文章を締めくくっている。
※石田ゆり子『虎に翼』への思い(石田ゆり子の公式インスタグラム)