11月2日から4日まで三夜連続で放送される『ブラタモリ』(NHK総合)の見どころが公開された。今回の旅のテーマは、「東海道五十七次」だ。
江戸時代に徳川幕府が整備した東海道は、江戸と京都を結ぶ「東海道五十三次」が有名だが、実は江戸と大阪を結ぶ「東海道五十七次」も存在していた。今回の「ブラタモリ」では、「東海道“五十七次”の旅 ~行けばわかるさ 徳川の思惑~」を旅のお題として、五十三次のルートから分岐し、大阪市内中心部までの約54kmの区間をたどる。
まずタモリが注目したのは、京都市と大津市の境目付近にある三差路。ここが五十三次ルートと五十七次ルートの分岐点となる。4つの宿場町(54番目「京都・伏見」、55番目「京都・淀」、56番目「大阪・枚方」、57番目「大阪・守口」)で、徳川の思惑を探った後、ゴールの大阪市中心部を目指していく。
旅のパートナーは、広島局の佐藤茉那アナウンサー。今回のロケについて、佐藤アナは「実は高校生の時、ブラタモリのロケに遭遇したことがあるんです。9年後に、まさかこうしてご一緒できるとは思いませんでした。タモリさんのするどい指摘で、見落としそうな意外なところにある“徳川らしさ”をたくさん発見できました。ロケの最後で、『東海道五十七次』の存在が、なぜ今あまり知られていないのかが分かり、その理由にも納得です!」とコメントしている。