女優の松本若菜が17日放送の『ぽかぽか』に登場し、デビュー時の思い出を語った。
松本が15歳で、高校からの帰りに駅前のフードコートに友人と集まっていた時のこと。そこに奈美悦子が来ていると聞き、友人と一緒に握手をしてもらったが、その時に奈美悦子から「芸能界に興味ない?」と誘われたという。スタジオでは当時、奈美悦子に「写真撮ろう」と言われて撮影した写真がパネルで映し出された。
今回、奈美悦子は「ロケ撮影の休憩でお茶していたら、すごくかわいい子がいるなあと思わず話しかけに行きました。そんなことをしたのは後にも先にも若菜ちゃんだけです。すてきな女優さんになってうれしいです」と『ぽかぽか』にコメントを寄せた。それを聞いた松本若菜は「ありがとうございます」と頭を下げていた。しかし当時高校生だった松本は、芸能界入りの話に現実味がでてくるにつれて怖くなり、結局話を断ってしまう。そして高校卒業してから就職したという。
芸能界を目指して上京したのは22歳。1泊2日で、住むところも決め、両親には事後報告だった。その時に、自ら奈美悦子の事務所の門をたたいたという。松本は「覚えていてくださって、やさしく迎え入れていただき」と振り返った。その年、松本は『仮面ライダー電王』で、佐藤健の姉役で女優デビューした。