ジャニー喜多川氏の性加害はなぜ見過ごされたのか? 『NHKスペシャル』が1年以上の取材で実態に迫る | RBB TODAY

ジャニー喜多川氏の性加害はなぜ見過ごされたのか? 『NHKスペシャル』が1年以上の取材で実態に迫る

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若き日のジャニー氏 (C)NHK
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 ジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏の実像を追ったNHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像」(NHK総合)が、10月20日21時より放送される。

 ジャニー氏は、日本エンタメ界のカリスマでありながら、長年にわたり少年たちへの性加害を続けてきた。生まれ育ったアメリカ日系人社会での知られざる来歴や、ジャニーズ草創期を知る人物の貴重な証言から、早い時期から行われていたジャニー氏の性加害、そして姉・メリー氏がそれを“隠蔽”してきた実態が浮かび上がる。

 1年前、ジャニーズ事務所(当時)はジャニー氏の性加害を認め、「人類史上最も愚かな事件」と断罪。被害を申告した人だけでも1,000人に上り、加害は半世紀以上にわたって繰り返されていたとされる。滅多に表舞台に現れなかったジャニー氏の人物像はどのようなものだったのか、そして性加害はなぜ長年見過ごされてきたのか。NHKはジャニー氏のルーツや人となり、業界での歩みを深く知る人たちに1年以上かけて取材を行った。

 そして事務所の甚大な影響力のもと、沈黙を続けたメディアの役割も明らかに。ジャニー氏とメリー氏姉弟が“アイドル帝国”を築きあげた道程を取材し、ベールに包まれたその実像を紐解いていく。

《ハララ書房》

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