チ・チャンウク、監督とは家族ぐるみでお仕事!?韓国ドラマ『江南Bサイド』記者会見レポート | RBB TODAY

チ・チャンウク、監督とは家族ぐるみでお仕事!?韓国ドラマ『江南Bサイド』記者会見レポート

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『江南Bサイド』記者会見
『江南Bサイド』記者会見 全 6 枚
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 11月6日よりディズニープラス「スター」にて独占配信開始となる韓国ドラマ『江南Bサイド』にあわせて、30日、記者会見が行なわれた。

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 本作は、江南で失踪した“クラブのエース”を捜索する刑事と検事、そして、江南を牛耳るミステリアスな雰囲気漂う謎の男が、江南の闇に隠れた事件を追うノンストップ・サスペンス。同僚から疎まれ、家族からも疎まれていたエリート刑事カン・ドンウ(チョ・ウジン)は、汚職容疑で同僚警官を逮捕する。それをきっかけに、他の同僚たちから孤立したドンウは、田舎で生活を立て直すことに。しかし、ソウルの賑やかな江南地区で立て続けに起こる女性の連続行方不明事件、そしてドンウの友人の娘が行方不明になったことを知り、ドンウは再び刑事として、悪、ドラッグ、汚職が蔓延る夜の江南の世界へと足を踏み入れるー。



 会見では、チョ・ウジン(『ナルコの神』など)、チ・チャンウク(『最悪の悪』など)、ハ・ユンギョン(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など)、キム・ヒョンソ(『最悪の悪』など)のメインキャスト4名と、パク・ヌリ監督が登壇。それぞれ演じたキャラクターや作品について語った。

 今回が主演2作目となるウジンは、『ナルコの神』以来の記者会見で興奮と緊張と幸せを感じているとコメント。正義感の強い主役ドンウを演じるにあたり、「身近にいてほしい大人」「最近流行りの可愛いおじさん」を表現したと話す。また、重量感を出してほしいという監督からの要望に応じ、よく食べてよく運動し、90kg近くあった高校3年生以来の最高体重まで増量したと振り返り、「江南のハンバーガーは全制覇したと思う」「最初はモニターに映る自分の姿が見慣れなかった」と裏話も明かした。

チョ・ウジン


 同作でチャンウクが演じたのは、江南を牛耳る謎の男ユン・ギルホ。裏社会で働く悪名高いブローカーで、江南で行方不明になった女性ジェヒ(キム・ヒョンソ)を探して奮闘する人物である。ギルホというキャラクターをどのように表現したいかは明確であったこと、そして自ら表現できる限界はあるため、ヘアメイクや衣装、照明、撮影など、現場スタッフの協力のもと、一見しただけでバックストーリーが分かる見た目に仕上げることにこだわったと語った。常にどこかで誰かと戦っている人物だと分析し、顔に傷を付けることも決めたという。

チ・チャンウク


 ユンギョンは、後ろ盾はないが出世欲のある検事ミン・ソジン役を演じている。本心を表に出さないミステリアスな役柄で、感情表現を抑える演技が難しかったという。事前に2話まで観た記者から「出世欲があるキャラクターには見えなかった」と質問が飛ぶと、「普通の検察官のように見えますが、展開が進む中でどのように変わるのか、どのように選択するのか、という点に注目して観ていってください。内面的には一番混乱していて、一番複合的なキャラクターなのです」と答えていた。

ハ・ユンギョン


 失踪女性ジェヒを演じたヒョンソは、「過去も未来も何も分からない人物です」と話してから、しどろもどろに。以前このような場でネタバレをした経験があることから、3回ほど注意されたと笑いながら、慎重に言葉を選びながらキャラクターについてこのように説明した。「食物連鎖の一番下に位置している小さな生物も、危機に直面すると反撃する。そういう言葉にぴったりのキャラクターだと思います」また、ミニドレスを着て江南の街中を失踪するシーンの撮影は寒かったと振り返り、「家に帰ったら痩せていて嬉しかった」と言い、会場に笑いをもたらせていた。

キム・ヒョンソ


 ヌリ監督は、『金の亡者たち』以来2回目のタッグとなったウジンのことを、役者としても人間としても信頼できると絶賛。主演を依頼することに躊躇しなかったと話した。ユンギョンに関しては『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のキャラクターのファンだったこと、またミニシアター作品にも出演していて役幅が広いことから、ピュアだがその裏に陰のあるようなソジン役に合うのではとキャスティングしたという。最初にキャスティングしたというヒョンソに関しては、オーディション番組出演時に感銘を受けてから仕事をしたいと思っており、今回の脚本もヒョンソを念頭に書いていったのだという。また、チャンウクをキャスティングした理由はファンだったから。監督の母も大ファンで、撮影後は母から色々と質問攻めを受けていたと話した。その流れで、チャンウクは監督にまつわる秘話を披露。実は監督の母は、『最悪の悪』でチャンウクの義母役を務めた先輩俳優だという。さらに、今回の『江南Bサイド』には監督の弟も出演しており、家族ぐるみで仕事を一緒にしていると明かし、監督は照れ笑いしていた。

パク・ヌリ監督


 監督曰く、本作のこだわりの一つがロケーション。なるべく実際の江南で撮影することで、リアリティを出したという。また、裏社会と警察の癒着を題材にした物語が多い中、同作ならではの差別点は、途中停止してトイレ休憩に行けなくなるほどのスピード感のある展開や、犯罪内容よりも登場人物達の関係性に重きを置いた構成だという。「1話から8話まで、キャラクター同士の関係が変わっていきます。善悪を境界にして、お互いにその線を越えながら関係が変わっていくのですが、予測不可能な展開になっており、それがこのシリーズの良いところだと思います」「自分にとって最も大切なものを守ろうとする人々の物語にしたかったのです」

『江南Bサイド』ディズニープラス スターで11月6日(金)より独占配信開始(全8話/毎週水曜日2話ずつ配信)

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《山根由佳》

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