日本最大級のキッズ総合エンタメコンテスト『キラチャレ2024』の決勝大会が、11月10日に東京・品川インターシティホールで開催された。グランプリにはボーカル・ラップ部門で愛知県在住の杉浦希寧(13)、モデル部門で静岡県在住の谷口莉子(9)、ダンス部門で福島県在住の今野朝陽(11)が選ばれ、審査員特別賞を含む14名が受賞した。

『キラチャレ』は2007年から開催され、次世代スターを発掘し続けているコンテスト。これまでに髙石あかりや生見愛瑠、lolのmoca、わーすたの三品瑠香・廣川奈々聖、i☆Risの若井友希、GENICの雨宮翔・小池竜暉・金谷鞠杏・宇井優良梨、石橋陽彩など、多くのアーティストやタレントを輩出してきた。

各部門のグランプリ受賞者には、エイベックス・グループが無償レッスンを提供し、育成をサポート。また、雑誌「ニコ☆プチ」の専属モデルになれる『ニコ☆プチ賞』や、avex ROYALBRATSによる特別ワークショップに招待されるavex ROYALBRATS賞なども用意されている。

今年は全国6都市での地区予選を実施し、予選を突破したダンス部門14組(32名)、ボーカル・ラップ部門23名、モデル部門74名が決勝大会に出場した。本決勝大会では、ゲストアーティストにavex ROYALBRATS、lol-エルオーエル、PG(30日後に仮面を外す小中学生集団)が登場し、会場を大いに盛り上げた。また、ゲスト審査員やプレゼンターとして伊藤一朗(Every Little Thing)やJUMPEI(avex ROYALBRATS)らが登場した。
ゲスト審査員を務めた伊藤は、「僕はボーカルとラップを中心に見させていただきました。リズミックな曲をこんなに上手に歌えるんだなということに毎年驚いているんですけれど、今年は特に何度かチャレンジしてくださっている方のスキルアップが手に取ってわかるような成長が感じられて、感服しました」と語り、「若いということはやはりパワーに溢れていると思うので、お父様お母様や親戚の力を借りつつ、まっすぐな気持ちで失敗してもくじけずに、次の目標、次の目標という風にどんどん大きくなってほしいなと純粋に思います」とメッセージを送った。

また本決勝大会で初めてMCを務めた金谷鞠杏(GENIC)は 、「パフォーマンスを見せていただいて『ありがとうございます』という気持ちになりました。活動を続けていくと環境や気持ちが変化していくのですが、『やりたい!』という気持ちでチャレンジした皆さんの姿を見て、初心や、本当に私が伝えたかったことは何かなというのを改めて思い出すことができたので、皆さんに『ありがとうございます』と『おめでとうございます』というのをお伝えしたいです」とファイナリストたちに感謝とエールの言葉を送った。
■ボーカル・ラップ部門グランプリ:杉浦希寧コメント

小学校低学年ぐらいからずっとこのステージに立ってきて、この賞をもらうことが夢だったので、今日それが現実になってすごく嬉しいです。将来はアリアナ・グランデさんのような、世界中で活躍して、世界中の誰からも愛されるようなアーティストになりたいです。
■モデル部門グランプリ:谷口莉子コメント

たくさん緊張して不安だったけど、グランプリをいただけて本当にうれしいです。将来は色々な服を着こなせるモデルさんになりたいです。お父さん、お母さんいつも練習に付き合ってくれたり、ここまで連れてきてくれてありがとう。大好きだよ。
■ダンス部門グランプリ:今野朝陽コメント

本番前から楽しみで、今日初めてキラチャレの決勝に進出してグランプリを取ることが出来てすごく嬉しいです。お父さん、お母さん、いつも送り迎えや、ダンスの練習に付き合ってくれてありがとうございます。将来はDリーガーになることが夢です。
■ニコ☆プチ賞:丸山晏奈

すごく嬉しくて、ここまで連れてきてくれたお父さん、お母さん、私を選んでくださった方々に感謝してもしきれないです。今日のランウェイはすごく緊張したんですけど、私なりに楽しむことができたのでよかったです。皆さんに認めてもらえたり、憧れてもらえるようなモデルさんになれるように頑張ります。