アイドルグループSKE48の井上瑠夏が17日、都内で開催された1st写真集『僕から先に言わせてくれ』（扶桑社）の出版記念イベントに登場し、報道陣の囲み取材に応じた。
2016年10月にSKE48の8期生として加入した井上。念願の初写真集は、地元・熊本を舞台に、幼馴染との小旅行を楽しむ様子が収められた、心温まる一冊。井上が通っていた母校をはじめ、11箇所で撮影が行われ、「ほぼNGなし」というほどの自然な笑顔が溢れる、井上の素顔と、熊本の美しい風景が融合した、濃厚で魅力的な写真集に仕上がっている。
お気に入りのカットについて聞かれると、井上は少し考え込み、「うーん、やっぱりこれかな」と選んだのは、本日の衣装を着用した写真だった。ピンク色の花の刺繍が施されたフリフリのドレス姿は、まさに井上のイメージにぴったりだ。「一番アイドルらしい衣装で、お気に入りなんです！」と笑顔で話し、記者たちに向けてドレスの裾をひらひらと揺らした。
同作は、アイドルとしては初の挑戦となるランジェリーカットも収録。井上がお気に入りのカットとして次に紹介してくれたのは、色白の美肌を最大限に引き出したランジェリーカットだ。尊敬する田中美久や女優・有村架純の写真集を参考に、白いランジェリーにリボンのチャームを合わせた、大人っぽさと可愛らしさが絶妙に調和した一枚。この写真を見たメンバーからは、「いつものるーちゃんじゃない！」と驚きの声が上がったと、井上は目を輝かせて語った。
写真集の自己採点を聞かれると、井上は「99点です！」と自信満々に答えた。「ファンの皆さんが手に取って、読み終わった後に何か感じてくれたら嬉しいなと思っています。ファンの皆さんと完成する、100点満点の作品です」と笑顔で語った。
写真集のタイトル「僕から先に言わせてくれ」は、秋元康氏が考案した複数の候補の中から選ばれたもの。「もし告白されるなら、どんな言葉が嬉しいですか？」という記者の質問に対して、「シンプルに『好き』とか『可愛い』って言われたいです！」と、可愛らしく元気いっぱいに答えた。
おすすめの写真集の楽しみ方について聞かれると、井上は「テーマが幼馴染との小旅行なので、まるで幼馴染と一緒に旅をしているような感覚で楽しんでほしいです。大人っぽいところも、可愛いところも、無邪気なところも、ありのままの私を見ていただけたら嬉しいです」と笑顔で話した。地元・熊本での撮影を通して、井上瑠夏の素顔と成長を垣間見ることができる同作。ファンにとっては、彼女の魅力を再発見できる貴重な機会となるだろう。（TEXT：村上弥生）
