ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(MBS/TBS系)が、放送開始以来初となる2夜連続OAを実施することを決定。野球界のレジェンド・イチローが、12月22日と23日の放送に登場する。
今回の放送では、イチローが力を入れている高校球児への指導や、高校女子選抜チームとの試合の舞台裏に加え、アメリカ・シアトルでの日常にも独占密着。そこで浮かび上がってくるのは、今なおひたむきに野球と向き合い続ける「探究者」としての姿だ。
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自宅には大型トレーニング機器が10台以上並び、朝食前に必ず汗を流す。マリナーズの本拠地T-モバイル・パークでは現役さながらに走攻守を鍛え上げ、取材中にはキャッチャーの練習をしている姿も見られた。「現状維持はつまらない。人間はいつかできなくなるから、無理ができる時に無理したい」と語り、練習後に黙々と道具のケアをする姿も捉えた。スパイクの泥を丁寧に落とし、グローブを磨く……。野球そのものへの愛とリスペクトは、少年時代から変わらない。
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「最近考えるのは、人は必ず人に迷惑をかけるということ。それをどうお返しするか。野球と関わったからそういう発想になったと思う」と語るイチローの言葉は、野球ファンのみならず、今の時代を生きる多くの人々の胸に響くだろう。