11月20日に新宿ピカデリーで行われた映画『私にふさわしいホテル』の完成披露上映会に、俳優の髙石あかりが登場した。
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今作は大御所作家・東十条宗典(滝藤賢一)の酷評により、デビューを飾れなかった新人作家・加代子(のん)が文壇への返り咲きを狙う文壇下克上エンタテインメント。そこで髙石は、東十条宗典の愛娘・東十条美和子役を務めた。
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髙石は、華やかな柄が入ったレッドのシースルードレスで登壇し、「よろしくお願いします!」と挨拶。東十条家での会話劇について「短いシーンだからこそ、登場した瞬間の目であったり、会話をしている途中の父への怒りの目線とか鋭さを増すことができた演技ができたのかなと思います」とコメント。そして「会話劇が楽しかったなという思い出があり、皆さんと休憩中もすごく仲良くお話してくださって楽しかったです」と、撮影を振り返った。
そしてのんと、父親役の滝藤との初共演については、「いつかご一緒したいと思っていた方々だったので、本当に夢みたいでそれを直接伝えさせていただくことができて贅沢な時間でした」と噛み締めるように述べた。
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自身の下剋上エピソードを披露するコーナーでは、「ビリからセンターーに!!」とフリップボードに記入。昔、ダンスを習っていた時のことに触れ、「多くの習っている方たちがいて、上手い方たちが前に出て、私は1番下手だったので1番後ろにいたのですが、必死に練習して最終的には1番前のセンターに呼んでいただけるようになれました!」と話すと、会場から拍手が沸き起こった。
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なお完成披露上映会では、主演ののん、田中圭、滝藤賢一、原作者の柚木麻子、堤幸彦監督も登壇。映画『私にふさわしいホテル』は、12月27日に全国ロードショーを迎える。