NHK大河ドラマ『光る君へ』の新たな登場人物たちの扮装写真が、11月25日に公開された。今回お披露目となったのは、ちぐさ/菅原孝標の娘役を演じる吉柳咲良の姿だ。
ちぐさはのちに「更級日記」を記すことになる人物で、伯母は藤原道綱の母。父の赴任先で「源氏物語」に憧れ、京に戻った後に全巻を手に入れて感動し、暗唱するまでに読み込んでいる。

吉柳は演じる人物の印象と意気込みについて、「まず、18歳の時に共演させていただいた吉高由里子さん、脚本の大石静さんと、またこうしてご一緒できる機会をいただけたことがすごく嬉しかったです。ちぐさは『源氏物語』という誰もが知る物語の大ファンであり、彼女もまた文才に優れた少女であること。熱い思いを語るちぐさの、愛と煌めきを思う存分に演じたいと思います」とコメント。
また大河ドラマ出演の感想について、「まさか自分がこのような形で大河ドラマに出演させていただけるなんて思ってもいませんでした。このお仕事をしているうえで、いつか大河ドラマに出たいと夢見てきました。この様な素敵な形で実現できることをとても光栄に思います。想像もつかない世界なので、緊張していますが、精一杯頑張ります」とも語っている。
なお、ちぐさが全体相関図に追加されるとともに、藤原道長役・柄本佑、藤原為時役・岸谷五朗、藤原隆家役・竜星涼の写真も更新された。


