2025年秋から放送されるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」で、ヘブン役をイギリス出身の俳優トミー・バストウが演じることが明らかとなった。このキャスティングは参加者1,767人に及ぶオーディションの結果として選ばれた。
ヘブンは髙石あかり演じるヒロイン・松野トキの夫であり、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした人物。国内からは246人、海外からは1,521人が応募するオーディションが実施され、最終審査のカメラテストを経てトミー・バストウが選ばれた。
トミー・バストウは1991年8月26日生まれ。2007年にロックバンド・FranKoを結成し、リードボーカルとして活動中。俳優としては2008年に映画「ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日」でメジャー映画に初出演し、その後2018年よりアメリカにも活動の幅を広げている。2024年エミー賞受賞ドラマ「SHOGUN 将軍」では、メインキャラクターの1人であるマルティン・アルヴィト司祭役を演じ、注目を浴びた。なお10年間ほど日本語を学んでおり、堪能に話せるという。
出演者発表にあたり、制作統括・橋爪國臣は「すでに撮影開始が待ち遠しくてなりません!トミーさんは私たちが探し続けていたヘブンさんそのもの、いや、想像を超えてヘブンさんです。オーディションの現場にいたみんなが彼に惚れていました。偏屈さとチャーミングさを併せ持つヘブンさんを見事に作り出してくれていました」とコメントしている。