タレントで歌手の後藤真希が30日、都内にて『後藤真希 写真集 flos(フロース)』(講談社)の発売記念イベントを開催し、報道陣の囲み取材に応じた。

13歳でモーニング娘。に加入し、華々しいアイドル人生を歩んできた後藤真希。デビュー25周年を記念して3年ぶりの写真集『後藤真希 写真集 flos(フロース)』(講談社)を11月29日に発売。発売前から大きな話題となり、すでに重版、3刷が決定している本作。今作は雪景色の山形県や、海が輝く韓国・済州島を舞台に、自然体の後藤真希が切り取られている。


会見に現れた後藤は、アイボリーのシフォンドレスに身を包み、微笑みを浮かべ「3年前の前作よりも時間をかけて撮影し、ボリュームもアップしました。本当にいい作品に仕上がったと思っています」と喜びを語った。発売直後の反響については、「ファンの方から『ページをめくってハッとした』という声をたくさんいただいています。とても嬉しいです」と話した。

前作との大きな違いは撮影期間とロケーション。今回は冬の山形と夏の済州島でじっくりと撮影を行い、自然な表情を引き出したという。「前作では久しぶりの撮影ということで緊張していましたが、今回はリラックスして楽しんで撮影に臨むことができ、より自分らしい一冊に仕上がりました」とコメント。
お気に入りのカットは、コーヒーを片手に笑顔を見せるカット。「スタッフのみんなとの笑いが溢れた瞬間を収めた一枚です。自分で見てもいい笑顔だなと思います」と話した。
今回撮影にあたってボディメイクで気をつけたことについて聞かれると、「よく聞く桃尻は憧れです」と語る後藤。歯磨き中にできるおしりのエクササイズを行い、体重を落とすのではなく、常に同じ体重をキープする意識で体を整えたと語った。山形での撮影では、雪を求めてあちこちを巡ったそうで、「寒い中食べたこんにゃくが美味しかった」と懐かしそうに話した。済州島では、崖の近くにあるサボテン公園での撮影が思い出深いと話した。さらに「食べ物が美味しい」と、特にプデチゲは撮影後3杯食べたほどお気に入りだったとのこと。

「まだまだ25周年は続くので、ファンのみなさんに楽しんでもらえる活動や、自分自身が楽しめることをしたいな」と今後の抱負を語った。プライベートでは、ジムに通ったり、ピラティスを始めたりしたいとのこと。
美しさの秘訣について聞かれると「過去の自分のインスタグラムを見ながら、『結構今食べてるなーとか、痩せすぎないとか、ケアが今ちょうどいいんだろうな』と分析しています」と語った。ライブなどステージ上の自分を日々イメージし、『ライブに向けてこういう服を着たいな、こんなステージにしたいな』と思うと自然と体型維持につながる、と明かした。

モーニング娘。時代、ハロー!プロジェクトを卒業してからのソロ活動など、様々な経験をしてきた後藤。「色んなことがあったけど、最近は自分発信のものが増えて嬉しい」と振り返った。
今年の漢字を「活」と発表した後藤。「楽しい気持ちでいかにファンに感謝を伝えられるか、この一年は25周年に向けて準備してきた1年でした」と締めくくった。
(TEXT:村上弥生)