ニホンモニター株式会社が、2024年1月~11月のCM出稿状況を基にした『2024CM起用社数ランキング』を発表。川口春奈が24社で年間王者に輝いたことが明らかになった。
川口は昨年からCM起用社数のトップを独走しており、上半期の21社から24社へとさらに数を伸ばした。食品やコスメ、医薬品、ネットショッピング、ヨガスタジオなどの生活に身近な企業から、一般にはあまり馴染みのない企業の認知度向上にも貢献するなど、大活躍を見せた。
続く賀来賢人も上半期の15社から18社へとアップ。さらに16社には上位常連の芦田愛菜、14社は今期朝ドラヒロインの橋本環奈、12社には今田美桜、広瀬すず、吉岡里帆といった女優陣が並ぶ。
その一方、アスリートのトップを飾ったのは11社の大谷翔平選手。男性としても賀来に続く2位と、今年の活躍ぶりを象徴するかのような好成績を収めた。
上位が常連組で占められる中、躍進著しいタレントが今年は多く登場。大河や連続ドラマ、映画の話題作への出演が相次いだ山田裕貴が昨年の5社から10社へと倍増した。そのほか、パリ五輪でブレイクダンスの魅力を広く世間に浸透させたShigekix、ドラマ「不適切にもほどがある!」で一躍時の人となった河合優実、何かと話題を振りまいた元自衛隊芸人のやす子、来年春の朝ドラ「あんぱん」への出演が決定している原菜乃華、『日経トレンディ』の“来年の顔”に選出された板垣李光人なども起用社数が増えている。