『ドラゴンクエスト』や『MOTHER』など、家庭用ゲーム機用RPGゲームを特集した『昭和50年男』の「オレたちのRPGストーリー」特集号(ヘリテージ)が、現在発売中だ。
1983年にファミリーコンピュータが登場して以来、昭和50年生まれの男性たちはテレビゲームに熱中してきた。1985年には『スーパーマリオブラザーズ』や「全国キャラバンファミコン大会」の開催などでゲーム熱はさらにヒートアップし、新しいジャンルも次々と生まれていった。


そして翌年1986年に、『ドラゴンクエスト』が発売。同作は文字でストーリーが進むという新しいスタイルによって、物語を想像するおもしろさを体験させるものだった。こうしたコマンド式RPGは次第に受け入れられ、1988年の『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』が発売される頃には、RPGはテレビゲームの一大ジャンルとして君臨するようになる。
すなわちRPGが勃興し、人気を獲得して隆盛を迎える時代に、“昭和50年男”は最もテレビゲームを熱心にプレイしていた世代だ。「オレたちのRPGストーリー」特集号では、この世代がテレビゲームで冒険してきた記憶を辿っていく。

そのほか、趣味と仕事を両立している“現役”世代の昭和50年男に向けて、音楽や映画、ゲームといった最新のトレンドやコンテンツを紹介。『ザ☆ウルトラマン』 声優・島本須美の名演を深掘りする企画など、豪華インタビューもたっぷり掲載されている。