毎週木曜22時から放送されているフジテレビの木曜劇場『わたしの宝物』が、ついにクランクアップを迎えた。
主演を務めた松本若菜は、第9話のラストでも大きな話題を呼んだ動物園のシーンでクランクアップ。スタッフ一同から大きな拍手が上がるなか、松本は「本当に4ヶ月お疲れ様でした!みんなで顔をそろえてオールアップできたのがとてもうれしいです」とあいさつを行った。


托卵という決断を下す美羽を演じたことについては、「難しい題材だったので、美羽を演じていて私も毎日悩みました」「あんまり(役を)引きずることって今までなかったんですけど、気持ちも落ちたりしました」と、難しさを感じたこともあったというが、「私自身も美羽に引っ張ってもらって、この作品を終えることができました」と撮影期間を振り返った。そして前日にクランクアップを終えていた田中圭がサプライズで登場し、松本はほっとしたような笑顔に。最後は「皆さんとこうやってご一緒できたことが、なによりもわたしの宝物です。本当にありがとうございました!」とスタッフに感謝の言葉を伝え、『わたしの宝物』の現場を卒業した。
一方で美羽の夫・神崎宏樹役を演じた田中は、神崎家リビングのシーンでクランクアップを迎え、「本当にやりがいのある役やストーリーで、最初は“しんどいなと思う日がいっぱい来るのかな”と思っていたのですが、若菜さんの人柄に本当に助けられましたし、スタッフの皆さんが演じやすい環境を作ってくださいました」とあいさつを行った。そして、たびたび仲の良さを見せていた深澤辰哉について、「思っていたよりも、(深澤)辰哉くんが面白い人だったりして…(笑)」と4ヶ月のうちに深まった絆を垣間見せるような言葉で言及。最後は、「作品が持っている雰囲気とは違う、温かい雰囲気が現場にはちゃんとあって、みんなが同じ方向を向いて仕事をしていたので、オンエアを見るのが毎週楽しみでした。本当にありがとうございました!」と感謝を口にした。
冬月稜役を演じた深澤は、松本と同じく動物園のシーンでクランクアップを迎えることに。スタッフからの拍手に包まれた深澤は、「本当にありがとうございました!出演者の皆さんやスタッフの皆さんに本当に支えていただきました」と感謝を述べ、「この作品に出ることをすごく悩んだんですが、こうして参加させていただいて、周りの皆さんに本当に助けていただきました」と充実した撮影の日々を振り返った。最後に深澤は、「この経験は一生忘れることはないと思いますし、大きくなってまた皆さんとご一緒させていただければと思います」と締めくくった。
なお、『わたしの宝物』の最終話は12月19日22時より放送される。