大友花恋の初フォト&ストーリー集『ハナコイノベル。』(集英社)が、2025年1月20日に発売されることが明らかに。それに伴い、書影と全面帯カバーが公開された。
同書は大友が『Seventeen』(集英社)2019年5月号~2021年9月号で行っていた連載『作・大友花恋の短編小説 ハナコイノベル。』を基にしたもの。大の読書好きとして知られる大友が“作家兼モデル”として、毎号頭に浮かんだ情景を短編小説と写真で表現している。

書籍には28の物語と、各話の世界観を表現した写真が全てフルカラーで掲載。さらに、大友が新たに書き下ろした小説1編と撮り下ろし写真も収録される。そして表紙は幻想的な朝焼けの海で撮影されたカットで、大友の異なる表情がダブルで楽しめるスペシャル仕様となっている。


なお、大友は集英社オレンジ文庫創刊10周年アンバサダーとしても活動。2025年の1年間、イメージビジュアルのモデルを務める他、オレンジ文庫のおすすめ作品を読んだ“感想文”を公式サイトや公式SNSなどで発信していく。

■大友花恋のコメント
私にとって『ハナコイノベル。』という連載は“挑戦”でした。ただ本を読むことが好きだった私が、皆さんに読んでもらう物語をゼロから作りあげることに、初めは不安の方が大きかったことを記憶しています。しかし、私が書いた小説の世界を、写真で豊かに表現してくださるスタッフさんがいて、読者の皆さんからの温かい反響があって…。毎月小説を書く時間が、自分と向き合いリフレッシュできる大切なものに変わっていきました。「Seventeen」を卒業し連載が終わり、3年が経った今も、とても、大切な存在です。その『ハナコイノベル。』がこのタイミングで書籍化。タイムカプセルを開けた先で、思わぬプレゼントをもらったような、しみじみとした嬉しさに包まれています。当時の物語、写真は、新たにデザインを整えていただきながらもそのままに。そして、3年を経た、今の、ただの私の物語や姿もそのままに。変わったところ、変わらないところ、どちらの自分も皆さんにそのままお届けします。それは少しドキドキすることですが『ハナコイノベル。』で再び“挑戦”できる喜びをたっぷり詰め込みました。ぜひ、楽しく眺めて、読んでいただけたら嬉しいです!