清野菜名が主演を務める月9ドラマ『119エマージェンシーコール』（フジテレビ系）が、1月13日から放送開始となる。
第1話は、清野演じる粕原雪が「119番消防です。火事ですか、救急ですか」と横浜市消防局司令課3係で通話を受けているところから始まる。雪の隣にいるのは、教育係として指導にあたる兼下睦夫（瀬戸康史）。緊急性のない119番通報に対して厳しい態度をとる兼下の様子を、係長の高千穂一葉（中村ゆり）は苦笑いで見ていた。
休憩時間になると、同僚の与呉心之介（一ノ瀬颯）や箕輪健介（前原滉）が雪を励まし、兼下の指導は無愛想だがもうすぐ終わるから辛抱するようにと伝える。しかし当の雪は、気にしていない様子だった。同じく同僚の新島紗良（見上愛）は、みんなの話には加わらずにいる。
高千穂は自分のデスクに兼下を呼び、雪への指導に愛がないのではと注意。すると兼下は最初から自分は指導係に向いていないと断ったと反論し、異動時期ではないのになぜ雪が来たのかと不満を漏らす。それに対して高千穂は、銀行を退職してまで指令管制員になるために消防局に入った雪は大事に育てなければいけないと諭す。さらに高千穂は、雪がずば抜けた能力を持っていることを教える。それは、雪が一度聞いた声や音を忘れないでいることだった。
その夜、司令センターに現れた堂島信一（佐藤浩市）に対して、雪はあこがれの眼差しを向けるのだが、そこにはとある理由があった。そんな時、雪が受けたネットカフェの男性客からの119番通報を皮切りに、管制員たちは次々に通報を受ける。
