NHK連続テレビ小説『おむすび』に出演している松井玲奈が、自身が演じる相原三花<チャンミカ>役についてのコメントを発表した。
松井は同作への出演が決まったときの気持ちについて、「はじめは、自分の演じる役がギャルだと知って、『なぜ』と思いました笑。“ギャル”は、にぎやかで明るくて華やかで、自分とは違うところにいる人たちというイメージがあったんです。でも台本を読んで彼女たちの感情の機微を知り、『私にも、“できない”じゃなくて、やれるかもしれない』と楽しみになりました」と明かす。
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また、チャンミカという役柄については「チャンミカが、米田家で結ちゃんと会ったときに、『タメ語でええよ』と言うセリフがあるのですが、その人の年齢や、何をしているかではなくて、ちゃんと人と人とで向き合えるのが、ギャルマインドの素晴らしいところだなと思いました。そこから、チャンミカという人は、誰とも分け隔てなく仲良くでき、コミュニケーションが取れる人なんだと考えるようになりました。割と何でも受け入れるところがあって、間口がとても広い人なんです。つねにオープンなその感じが、ガーリーズというお店にも表れている気がします」とコメント。
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そしてチャンミカを演じる際の役作りとしては、米田歩役の仲里依紗を参考にしているといい、「ギャルの役作りでは、歩役の里依紗さんをずっと見ています。立ち振る舞いやマインドがギャルの鑑だと思っています。あと、ルーリー役のみりちゃむちゃんは本当に生まれた頃からギャルなんだと思います。いま放送されているパートはギャル2人に囲まれていたので、自然と私もそのエネルギーをもらって演じていました」と語った。
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第16週で印象的だったシーンについては、「歩とチャンミカのシーンの時は、絶対的に里依紗さんを信じるという気持ちでいます。どんなお芝居を投げられても返せるようにしよう、キャッチできるようにしようという心づもりでいますね」と語っており、「もうひとつ印象に残っているのは、アキピーが渡辺直美さんだったことです。実際に撮影した時間は短かったですが、昔から仲の良い3人の特別な雰囲気がありました。3人でギャル時代を楽しんでいたときのガングロスタイルみたいなものも披露しながらプリクラも撮ったりして、すごく印象的でとても楽しかったです」とアキピー役の渡辺直美との共演についても触れている。
さらに、「第16週と第17週ではチャンミカにもいろいろなことが降りかかってくるのですが、一緒に悲しんで、一緒に悔しがって、みんなで一致団結して乗り越えていく感じがありました。皆さんにも応援していただけたら嬉しいなと思います」と視聴者へのメッセージを語っている。