2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演する新たなキャスト陣が明らかとなった。織田信長とお市のほか、徳川家康などライバル武将たちのキャスティングが明かされている。
天下一統を狙う孤高のカリスマ・織田信長役を演じるのは、小栗旬。そして波乱の生涯を歩む戦国ヒロイン・お市役は、宮﨑あおいが演じる。そのほか豊臣兄弟の最強のライバル・徳川家康役には松下洸平、主君・織田信長を討った謎多き奸臣・明智光秀役には要潤、秀吉の生涯の友であり出世争いのライバル・前田利家役には大東駿介、義兄・信長に反旗を翻す浅井長政役には中島歩、兄弟の前に立ちはだかる大きな壁・柴田勝家役には山口馬木也が抜擢された。
織田信長役の小栗は、今回オファーを受けたときの気持ちについて「『鎌倉殿の13人』を終えてからまだ3年くらいの月日なので、このペースで改めて大河ドラマに出演するということは一度悩んだのですが、仲野太賀くんと池松壮亮くんが演じる豊臣兄弟を1番最初にそばで見ることが出来るということは、そんな気持ちよりも勝るものでした」と語っており、今作の信長像については「序盤の台本を読みましたが、信長の説明の文言にもあるように『孤高のカリスマ』というような描かれ方をしていて、かっこいい男に描かれているなと思いました」と述べている。
またお市役の宮﨑は、今作への抜擢について「大河ドラマ『豊臣兄弟!』が仲野太賀さんを中心として制作されると目にした時、“とても素敵な大河ドラマになるだろうな”と思っていました。そんな気持ちで眺めていた作品に自分も参加させていただけるとは…しかもお市の方を演じさせていただけること、とても光栄です。信頼するスタッフの方がたくさんいる現場で、良い作品をお届けできるよう全力で向き合いたいと思っています」とコメント。
共演を楽しみにしている役者については、「仲野太賀さんとは一度共演させていただいたことがあるのですが、とても丁寧に作品に参加されている印象があり、またいつかご一緒させていただきたいと思っていた俳優さんです。そして、信長役の小栗さんとお芝居で共演するのは約24年ぶりになります。当時まだ10代だった私たちですが、大人になり兄妹役でご一緒できることがとても嬉しいですし、豊臣兄弟とはまた違う兄妹の姿が描かれると思うので、小栗さんとどのような関係性を築いてい けるか楽しみにしています」と心中を明かした。