過去最多5,511人が参加した『R-1グランプリ2025』において、決勝に進出する9名が決定。2月2日に東京・NEW PIER HALLで決勝進出者発表会見が開催された。
今回決勝に進出したのは、ヒロ・オクムラ（SMA）、チャンス大城（吉本興業）、田津原理音（吉本興業）、ハギノリザードマン（フリー）、ルシファー吉岡（マセキ芸能社）、吉住（プロダクション人力舎）、さや香 新山（吉本興業）、友田オレ（GATE）、マツモトクラブ（SMA）といった面々。決勝はこの9人で1stステージを争い、上位3人がFinalステージに進出する。優勝者は審査員の決戦投票で決定され、優勝賞金は500万円だ。
決勝進出者発表会見では、MCを霜降り明星が担当。せいやは「一番難しい大会。一人でネタを作るのがいかに難しいか広まってほしい」と期待を込めて語り、初の決勝進出となったヒロ・オクムラは「ずっと深海にいたので破裂寸前」と緊張の面持ちを見せた。
それに対してハギノリザードマンは、「R-1を研究しまくって、携帯電話の待受を街裏ぴんくさんにしてるんです」と告白。田津原は「めっちゃ楽しい。去年も出とけばよかった」とチャンピオンらしい余裕の発言をしてみせた。
友田はオペレーター(音声担当者)への依頼を忘れてしまったことを告白し、全員騒然。急遽、吉住のオペレーターに依頼し事なきを得たそう。吉住は「なんとか優勝させてほしいです」と優勝を切望した。
また吉岡はネタではなく、昨年の決勝戦で吉住のハゲイジりをうまく返せなかったことをひたすら悔やんでいることを告白。新山は「石井のおかげ」と、不仲で話題の相方にひたすら感謝を告げる。
マツモトクラブはこれまで5回敗者復活から決勝へ行っており、ストレートで勝ち上がったのはこれが2回目。そのため「ほんとにうれしい」と喜びつつも、以前は決勝進出者が会見で着ていたタキシードが今年はないことを残念がった。
「優勝したらしたいことは？」という質問では、「先輩のAMEMIYAさんたちから借りているお金を返したい」（マツモトクラブ）、「でっかい犬を飼ってみたい」（友田）、「（相方の）石井と旅行」（新山）、「生活を豊かにしたい」（吉住）、「グッズを出したい」（ルシファー）、「結婚指輪を買いたい」（ハギノリザードマン）、「前回の優勝賞金で100万円のカメラを買ったので、サブカメラを買いたい」（田津原）、「千原兄弟さんにお世話になっているので恩返ししたい」（大城）、「お笑いプロレス団体をやっているので後楽園ホールでイベントを開催したい」（ヒロ・オクムラ）と、それぞれが夢を膨らませた。
決勝進出者発表会見は、TVerで追っかけ・見逃し配信中。また決勝戦は3月8日18時30分から、カンテレ・フジテレビ系全国ネットにて生放送される。
