本日3日、2025 年本屋大賞のノミネート10作品が発表された。
「本屋大賞」は、書店員の投票だけで選ばれる賞で、過去には『成瀬は天下を取りにいく』(著:宮島未奈)、『かがみの孤城』(著:辻村深月)、『海賊とよばれた男』(著:百田尚樹)などが受賞作に。22回目となる今年は、652 名の書店員から投票が寄せられ、集計の結果、以下の10作品がノミネート本として発表された。
・『アルプス席の母』(早見和真/小学館)
・『カフネ』(阿部暁子/講談社)
・『禁忌の子』(山口未桜/東京創元社)
・『恋とか愛とかやさしさなら』(一穂ミチ/小学館)
・『小説』(野崎まど/講談社)
・『死んだ山田と教室』(金子玲介/講談社)
・『spring』(恩田陸/筑摩書房)
・『生殖記』(朝井リョウ/小学館)
・『成瀬は信じた道をいく』(宮島未奈/新潮社)
・『人魚が逃げた』(青山美智子/PHP研究所)
なお今回選ばれた作品は、書店員がすべて読んだうえで、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票。この集計結果により大賞作品が決定する。結果発表は4月9日を予定。