【デスクツアー】モニタースタンドに徹底的にこだわり、使い勝手を工夫!カナダ在住クリエイターのデスク | RBB TODAY

【デスクツアー】モニタースタンドに徹底的にこだわり、使い勝手を工夫!カナダ在住クリエイターのデスク

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カナダ在住のテクノロジー&ライフスタイル系コンテンツクリエイター Karl Conradさん
カナダ在住のテクノロジー&ライフスタイル系コンテンツクリエイター Karl Conradさん 全 13 枚
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 Karl Conradさんは、カナダ在住のテクノロジー&ライフスタイル系コンテンツクリエイターだ。カバンの中身からクルマまで、世界中のブランドと組んで仕事をしており、Apple製品のレビュアーとしても知られている。高価なアイテムも自分なりのスタイルでサラッと使いこなす、強強しいデスクを見ていこう。

大きなデスクをモニタースタンドで機能的に

 Karlさんのデスクは広々とした白いダイニングテーブルだ。ミッドセンチュリー風味を取り入れつつ洗練されたデザインの家具ブランドRove Conceptsのもので、Karlさんは「普通の人がデスクにするには大きすぎるが、自分のような仕事にはピッタリ」だと言う。

白とホワイトオークを基調としたインテリア。奥行きのあるダイニングテーブルをデスクにしている。

 デスク中央にあるのはBalolo社のSetup Cockpit シリーズのモニタースタンドだ。幅114cmのラージサイズで日本円なら3万円超えと安くないが、Karlさんは造りの良さと質の良い素材感が気に入っているという。機能性のポイントは、モジュール化されたアタッチメント類による拡張性の高さだ。

Balolo社のモニタースタンド。裏面にあるネジ穴にさまざまなアタッチメントを取り付けられる。

 例えば、MagSafeのついたスマホホルダー、ノートPCホルダー、ヘッドフォンホルダーといったアタッチメントを、スタンド天板の裏側に用意されたネジ穴に固定できるようになっている。また、ケーブルマネジメント用の小物も提供されており、Karlさんはこれらをうまく使ってガジェット類を機能的に整理している。

Setup Cockpit シリーズのアタッチメントを使い、スマホ、ヘッドフォンなどがいつでも使える状態でスタンバイ。
ノートPC、iPad miniもモニタースタンドに。実用的かつ見せる収納で、デスクの上もクリーンに保てる

 椅子はHerman Miller Embodyチェアだ。日本円で25~30万円(2025年2月時点)と、アーロンチェアに並ぶ高級モデルだが、5~6年使用しても全く問題なく、座る時間が長い彼にとって「高価だが最高の投資だった」そうだ。背中や腰を守るためには良い椅子を使うよう視聴者に強く勧めている。

ホワイト&ブラックのカラーリング。さすがに座面のファブリックが汚れてきたのでクリーニングしたいそうだ。

最新のMacと最上? のディスプレイ

 制作環境をApple製品で固めるKarlさんがモニタースタンドに置くのは、AppleのPro Display XDRだ。32インチのRetina 6K、純正のスタンドとマウントを含めて「1000カナダドル超え」と高価だ。「市場でもっともルックの良いモニター」とデザインを評価しつつも、「Appleの名前にお金を払っている」とコスパの悪さを指摘する。

アート的なオブジェになっているという、Pro Display XDR。視聴者に対しては「Studio Displayを買う方がベター」とアドバイス。

 PCは2024年発売のMac miniとMacBook Proの2台を使用。Mac miniは最新のM4チップ搭載モデルが599米ドル(799カナダドル)と非常にコスパが良く、手持ちのモニターや周辺機器とあわせて使うには最適、かつ「人類の仕事の95%はこなせる」と性能の高さを強調している。MacBook Proについては、前モデルからマイナーアップデートに止まったもののNano Texture Displayが搭載されており、こちらは「Pro Display XDRと違って実用的」と評価している。

コンパクトなMac miniは、モニタースタンドの下に収納。

 他にも、iPad miniをMacのセカンドディスプレイとして活用したり、音質やデザイン面でお気に入りのAirPods Maxを使用。モニタースタンドに取り付けたスマホホルダーには、もちろんiPhoneが置かれている。

片手で扱えるサイズ感がお気に入りというiPad mini。Sidecar機能でMacのセカンドディスプレイとして使うことが多い。

 キーボードとマウスはAppleではないこだわりの選択だ。キーボードは Keychron Q5 Maxを使用。2.4GHzワイヤレス接続に1000Hzのポーリングレートという遅延を許さない性能に、堅牢なメタルボディと滑らかかつ“Thock”(メカニカルキーボード独特の深みのある打鍵音を表す)なタッチで、キーボードマニアからも唯一無二と評される。右上のホイールはズームイン/アウト、ブラシサイズ、音量など、クリエイティブな作業のサポートにカスタマイズが可能だ。Karlさんは白いキーに青いキーが混じったクリーンなデザインも気に入っているという。

配色が特徴的な Keychron Q5 Max。滑らかさとメカニカルキーボード独特のフィードバックを両立した独自の打鍵感で、長時間作業も快適。

 愛用のマウスはLogitechのMX Master 3S。長時間作業に適したエルゴノミクスデザインに、7つのボタン、サブホイール、ジェスチャボタンを搭載し、カスタマイズ性も高い。2024年には新型(4S)の発売を期待していたというKarlさんだったが、残念ながら叶わなかった。

デスクはパーソナリティを映すもの

 デスク周りにはKarlさんの個性的なお気に入りアイテムが置かれている。カスタムモデルのXbox Wireless Controllerは、Karlさんのフェイバリットカラーであるオレンジがアクセント。ただしあまりゲームはしないそうで、オブジェとしてKarlさんの名前の入ったクレイドルに置かれていることがほとんどのようだ。

カスタムカラーのXboxコントローラは、日本からも「Xbox Design Lab」で購入が可能。

他にも大好きなポルシェのミニカーや、フシギダネのフィギュアやポケモンカードが飾られている。レゴのコレクションはスター・ウォーズのアイテムが多く、全長1mはありそうな大型のスター・デストロイヤーやAT-ATなどが並ぶ。次はジャバの帆船を組み立てる予定だという。

フシギダネ(Bulbasaur)のポケモンカード。完璧な状態を示す「PSA 10」グレードだ。
レゴについての詳しい説明はないが、こちらはおそらく「Imperial Star Destroyer」(総ピース数4784)。

Karlさんは「デスクのセッティングは、あなたのパーソナリティを映し出すようなものであるべきだ」と語る。お気に入りのものを目の前に置いて幸せな気分になれば、やる気が出て良い仕事ができる、というわけだ。

この動画のタイトルが「My LAST/FINAL Desk Setup Tour」となっているのは、Karlさんが近日中に新居への引っ越しを予定しているからだ。現在の作業環境が最終形ではなく、新居ではよりアップグレードしたデスクセットアップにしたいと話している。特に、より機能的なデスクや撮影に適したライティングなどに関心があるようだ。新居の完成は今年2月~3月になる見込み。すでに十分に強強なデスクがどのように強化されるのか、気になる人も多いのでは。

《笠井美史乃》

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