NHK連続テレビ小説『おむすび』のキャスト・妃海風が、出演が決まった時の気持ちや自身が演じる桑原美和役について語った。
妃海はキャスティングされた時の状況について、「今は舞台を中心に活動しているのですが、ロンドンに行かせていただいた経験もあって、お芝居に関する興味・関心がより増していたタイミングでした」と振り返り、「TVドラマで、さらに“朝ドラ”でお芝居の勉強ができるんだと本当に嬉しく思います」と感謝を述べている。
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作中で演じる桑原美和役については、「台本を最初に読んだときに、ベテランの看護師でうわさが好きな友達がピンと浮かんできたんです。桑原とその友達に共通している良さは何かと考え、浮かんだのが『コミュニケーション能力』だったんですよね。うわさがたくさん入ってくる人って、思わず話したくなっちゃう人。そして、聞き出すのもうまい!良い距離を保って、ちょうどいいくらいの情報を与えてくれて、守るべき秘密は守ってくれる。もし私が新人看護師だったら、こういう人が上司にいたらいいなと思いました。私服がヒョウ柄なところも、友達と同じです(笑)」とコメント。
そして「朝ドラの撮影現場には、看護師として出勤し、今から患者さんをみるような気持ちで来ています。患者さんとの日常のやりとりなどをインプットするため、片っ端から看護師さんのYou Tubeを見ました。日常のふとしたしぐさとかをちょっと取り入れて、本当の看護師さんが『あ、めっちゃリアル!』と思ってもらえたらうれしいです」と、撮影に臨む際の気持ちを語っている。
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また今回共演した橋本環奈については、「橋本さんとは考えていることが時々リンクすることもあって、すごく居心地がいい。もちろんお仕事の仲間なんですけれど、それ以上に、一緒にいて落ち着いて休みの日も会いたくなる、高校生や中学生時代の友達みたいな存在です。今回の現場にいてくれて、とても安心します。ありがたいです」と説明。
さらに「橋本さんはどこでも“橋本環奈”なんです。それがすごいなと思いました。私が出会ったのは舞台の現場ですが、その現場でも、一緒に遊びに行くときでも、常に“橋本環奈”だったんですよね。気さくで、コミュニケーション能力も高くて、明るくて。舞台も、ドラマも、プライベートもすべて、フルでエネルギーを使うことができる橋本環奈という存在の華やかさが、いろんな人を巻き込んで、これだけ人気になるんだなと感じています」と、その人柄について評している。
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