士郎正宗の漫画を原作とし、押井守監督が手がけたSF長編アニメーションの金字塔『イノセンス 4Kリマスター版』と『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版』の2作品が、2月28日から劇場公開される。それに先立ち、4Kリマスター映像を使用した最新予告が解禁された。
今回の上映は『イノセンス』の公開20周年を記念したもの。TOHO シネマズ日比谷ほかにて2週間限定で公開が行われる予定で、2作品を鑑賞した人に抽選で押井監督のサイン入りグッズなどをプレゼントするキャンペーンも実施される。
またバトー役の声優・大塚明夫からは、「イノセンス公開。あれから20年の月日が流れたのかと思うと人生の短さを実感します。当時私は45歳。たくさんの出来事、さまざまな紆余曲折を経て65歳になりました。己が人生のありようがこんなにも変わるものかと呆然としております。亡くなってしまいましたが、草薙素子役を務めた田中敦子氏が『義体化出来ればいいのに…』と呟いていたのを思い出します。加齢による肉体の劣化が招くパフォーマンスの低下は演者にとって恐怖でしかありませんが、まだまだ義体化は叶わなそう…。手入れをしながら芸を磨いてまいります︕イノセンス、是非大画面でお楽しみください」というコメントが到着した。



