米カリフォルニアに住むAoさん夫婦のYouTubeチャンネル「Gala Studio」は、自宅のDIYやガーデニング、家庭菜園など、手作り感あふれる生活の様子を配信している。夫は建築家、妻はランドスケープデザイナーで、ホームオフィスにデスクを並べて仕事をしている。この動画の半年ほど前に生まれた小さな子供との3人暮らしだ。
この動画では、前年に大幅な改造をしたオフィスをAoさんがアップデートする様子が紹介されている。プロの設計力と充実の工房設備、そしてお買い得なアイテムを上手く活用したDIYが見どころだ。
モニターアームとデスクトレイは、中古で良質の品をGet
小さな子供がいると、生活環境にさまざまな配慮や工夫、安全対策が必要になる。ホームオフィスも例外ではない。抱っこひもで子供を抱いて座る時ことのあるAoさんは、モニターを見やすい位置へ調整しやすいよう、モニターアームを取り替えた。Humanscale社の「M8.1」、デュアルモニター用クロスバー付きモデルだ。
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Humanscaleは、エルゴノミクス設計のオフィス家具やツール類を提供する米国の企業。業務用だけあって品質もいいがお値段もなかなかで、M8.1のクロスバー付きモデルはカタログ価格863ドル~だ。AoさんはこれをeBay(ネットオークション)で入手した。結果、どの方向にも安定してスムーズに微調整できるようになり、非常に快適に。また、ケーブルをアーム内に収納できるため見た目もスッキリして、デスク全体をミニマルにしたくなったそうだ。
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そこで、デスクの下にトレイを取り付けてキーボードとマウスを収納することに。やや高めだった腕の位置を最適化することもでき、一石二鳥だ。購入したのはHumanscaleのキーボードトレイで、こちらもGoodwill(中古品店)で見つけたお買い得品だ。トレイの動きを妨げないよう、デスク下の配線もしっかり整理した。
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2人のデスクの間に、充電ステーションをDIY
充電ケーブルの取り回しに苦労するのは万国共通のお悩みだ。Aoさん夫婦は2人のデスクの間にケーブルを配置し共有していたが、ごちゃごちゃして使いにくい状態だった。そこでAoさんは、リプレイスした3Dプリンタ Bambu lab「P1P」を使って充電ステーションの製作に乗り出した。
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まず、2つのデスクの間に取り付けるケーブル用のレールと、そのカバーを出力。USB-C、マイクロUSB、Lightningの3種類のケーブルを通した。
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このままでも使えるが、理想は「使わないときにケーブルが自動で巻き取られる仕組み」だ。そこで、滑車と錘を組み合わせ、ケーブルが後ろに引っ張られる仕組みを試したが、思ったように動かない。滑車を金属製に替え、錘の重量を上げたところ、動くようにはなったがイマイチ不格好だ。
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そんな時にAmazonのレコメンドに表示されたのが、車載用充電器だ。ケーブルの巻き取り機構があり、必要な3種類のコネクタもそろっている。Aoさんはこれを購入し、新たなパーツを設計・出力してデスクの下に取り付けた。ケーブルを引き出して先ほどのレールに通し、カバーを取り付ければ、理想通りの充電ステーションの完成だ。
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モニターライトで手元もソフトに明るく
妻の職業・ランドスケープデザイナーは、庭園や公園、緑のある空間を設計する仕事だ。彼女はMacBookにBenQ製のカラーマネジメントモニターを接続して使用している。今回はモニターの色を正確に表示させ、目に優しい環境を作るため、妻のデスクにBenQのモニターライト「ScreenBar Halo」を導入した。
モニターライトは、画面の反射を低減しながら目に優しいソフトな明かりで手元を照らす。ScreenBar Haloはバックライトも搭載し、モニター裏の壁面を照らす間接照明にもなる。環境光に対応して常に一定の明るさを保つことができるほか、手元のリモコンで調光も可能だ。
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アップデートの完了後、Aoさん夫婦はお互いにデスクで使うアイテムをプレゼント交換した。Aoさんが妻に贈ったのは、GROVEMADEのヘッドホンスタンドだ。洗練されたデザインと、素材を活かした職人仕上げの質感で人気のデスクアイテムのブランドだ。妻からAoさんへはポモドーロタイマーがプレゼントされた。
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Aoさんがこの前年に行ったホームオフィス大改造の様子は、こちらの動画で見ることができる。DIYに興味がある人にはこちらもおすすめだ。