SKE48のメンバー・荒井優希が15日、女子プロレス史上初となる新幹線のぞみ車内でのプロレスイベント「髙木三四郎プロデュース 新幹線女子プロレス」に出場した。
同イベントは、最高速度285km/h、東京~新大阪を2時間27分で走る新幹線「のぞみ」車内にて繰り広げられる超スペクタクルな女子プロレス。2023年9月に行われたDDTプロレス「新幹線プロレス」が世界的に話題になったことを受け、女子プロレスとしては初となる第2回が開催された。

対戦カードは、「渡辺未詩&瑞希&らく&アジャコング」vs「山下実優&伊藤麻希&荒井優希&マックス・ジ・インペイラー」のエニウェアフォール8人タッグマッチ。乗客の目の前で行われる激しい攻防に、乗客たちは大いに盛り上がった。


新幹線の車内にゴングの音が響き渡り、試合がスタート。荒井らは、人ひとり通れるくらいの細い通路を縦横無尽に駆け回り、ヘッドロック、ストンピングなどの技を次々と決めていく。リングサイドならぬ車内からは「東京へ帰してやるー!」といった新幹線ならではの野次が飛び交っていた。
試合中盤には、アジャコングが窓の外に見える富士山を楽しむという、いかにも新幹線らしい場面も。しかし、その足元では踏みつけられた荒井が叫び声を上げている。荒井の絶叫がこだまする車内。「足元が揺れるんだよな」と言いながら富士山を撮影するアジャコング。試合が進むにつれ、混沌とした状況は加速していった。

ほかにも、アジャコングの代名詞である一斗缶攻撃や、車掌に扮した鈴木みのるのサプライズ出演など、波乱に波乱を重ねたこの一戦。最終的に、山下の「クラッシュ・ラビットヒート」が、らくの顔面に決まり勝利を収めた。
試合終了後は、通路の真ん中でそれぞれのタッグがコメントを語った。週に3,4回は新幹線に乗るという荒井は「新幹線でプロレスはしたことなかったからテンションめちゃくちゃ上がりました!」と息を荒げながら、喜びを爆発させた。


続けて「飛行機とか、船とかでもやってみたいなって、夢が広がりました!楽しかったです!」と次なる展開に期待を寄せた。さらには「山下実優の自宅プロレス」も候補に挙がり、車内は笑いにつつまれた。