松たか子「今日は福岡来たとよ~!」 映画『ファーストキス 1ST KISS』舞台挨拶で感謝の博多弁を披露 | RBB TODAY

松たか子「今日は福岡来たとよ~!」 映画『ファーストキス 1ST KISS』舞台挨拶で感謝の博多弁を披露

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『ファーストキス 1ST KISS』福岡舞台挨拶イベント(C)2025「1ST KISS」製作委員会
『ファーストキス 1ST KISS』福岡舞台挨拶イベント(C)2025「1ST KISS」製作委員会 全 6 枚
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 映画『ファーストキス 1ST KISS』の大ヒットを記念して、3月3日に福岡で舞台挨拶が開催。主演の松たか子が登壇し、観客に感謝の意を伝えた。

 同映画は、脚本家の坂元裕二と監督の塚原あゆ子が初めてタッグを組んだ作品で、松たか子演じる主人公・硯カンナと松村北斗演じる夫・硯駈が繰り広げる壮大なラブストーリー。3月2日までの公開24日間で観客動員数117万人、興行収入16.7億円を突破している。

 T・ジョイ博多で行われた舞台挨拶に登壇した松は、「みんなに会いたかったけん。今日は福岡来たとよ~!」と博多弁を披露。会場からは「きゃー!」の歓声と拍手が巻き起こった。

(C)2025「1ST KISS」製作委員会

 映画のキャンペーンは15年ぶりということで、「キャンペーンで実際に各地に伺うのはなかなかできなかったので、今回思いかけず実現できてとても嬉しいです」と挨拶。そして「私の母が博多出身で、自分にもどこかに博多の血が流れているなとずっと感じながら育ってきました」「福岡は道も解放感があって気持ちがいいし、母が育ったんだという安心感があります。たまにお邪魔するとすごくほっとする感覚があります」と福岡愛を語った。

 また映画の大ヒットについては、「劇場に足を運んでくださるお客様やスタッフの皆さまの情熱のおかげです。演じた側としては、これ以上の幸せはないです」と語りました。「私より年上のご夫婦で観に行ってくれた知人が、旦那さんがご病気を乗り越えられるなど日々戦っていらっしゃる仲良しなご夫婦なのですが、『帰りに手をつないで帰りました』というメッセージを送っていただきました。そういう風に受け取ってくださった方が映画を観て豊かに感じていただいた感想なので、素直に嬉しかったし、そんなお話に関われたんだと私も幸せな気持ちになりました」と周囲から素敵な感想を受け取ったことを報告した。

(C)2025「1ST KISS」製作委員会
(C)2025「1ST KISS」製作委員会

 その後、観客からの質問に答えるティーチインを開催。そこで「松さんご自身とカンナの共通点は?」という質問を受けた松は、「落ち着いているようで落ち着きがないところかもしれないですね。それが似てるっていうとカンナさんに失礼かもしれないですけど(笑)。私は理解できないという役はあまりないです。この人がこういう行動をするのはどんな理由かなと考えたり、なるべく役に寄り添いたいと思って演じています」と真摯に回答した。

 2回観て2回とも号泣したという女性からは、「私は『もう一回!』のシーンが好きですが、松さんが演じていて心に残ったシーンがあれば教えてほしい」という質問があり、松は「『もう一回!』のシーンは、正直こんなに盛り上がってくださると思っていなかったです(笑)。私自身はカンナと駈が2人でホテルのロビーで話しているところから、『15年後の世界はどうなってる?』という問いかけから、『人は何を観ても聞いてもやばいしか言わなくなってる、やばいやばい』と言いながら2人で歩いていくシーンが好きです。もうお別れが分かっている2人が、無邪気にやばいと言い合える時間がすごく楽しくて、2人が何かを受け止めたんだということを感じられるのが印象に残っています」と回答した。

 最後は会場に集まった人々に、「公開から一か月が経とうとしている中、こういう機会を作っていただけて幸せです。切ない話かもしれませんが、私は幸福な話だと受け止めています。夫婦2人の話のようで、周りを取り囲む人たちにもそれぞれ別次元の世界線があって、そうやって広げていくと観た方それぞれのお話になっていくんじゃないかなと思うようなお話です。お時間が許せばまた足を運んでいただけると嬉しいですし、この人に見てほしいという方がいたら、その人に声をかけてみてください」というメッセージで締めくくった。

(C)2025「1ST KISS」製作委員会

《ハララ書房》

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