元宝塚トップスターの蘭寿とむ、望海風斗、柚香光が11年ぶりに共演することが明らかになった。9日に放送されるトーク番組『ボクらの時代』（フジテレビ）で、3人が集結する。
同番組は、さまざまなジャンルで活躍するゲストが集まり、司会者を介さずに多彩な話題を取り上げるトーク番組。今回の放送では、元宝塚歌劇団男役トップスターの3人が、宝塚時代のエピソードや舞台裏の秘話を語る。
蘭寿とむは、華麗なパフォーマンスとカリスマ性で観客を魅了した元花組トップスター。望海風斗は、圧倒的な歌唱力で退団後も数々の話題作に出演し続ける元雪組トップスター。そして、柚香光は華やかなルックスとエネルギッシュなダンスで2024年に退団するまで5年間花組トップスターを務め、今回が地上波テレビ初登場となる。
3人の共演は、蘭寿が宝塚歌劇団を退団した2014年以来およそ11年ぶりだ。蘭寿の宝塚歌劇団トップスター時代に同じ花組の下級生として過ごした望海と柚香だけに、宝塚時代のエピソードや舞台裏の秘話が次々と飛び出す。
柚香は、まだ下級生だった頃、蘭寿に初めて会ったときのエピソードを語る。望海は「（宝塚に）入って花組に配属されて、本当にかっこいい男役さんがいっぱいいらっしゃった中で、蘭寿とむさんにずっと付いてまわって、舞台の袖からずっと見ていて、蘭寿とむさんが最初の親鳥」と語る。それに対し柚香は「私が入った時は、望海さんが“花組男役たるもの”を追求していらっしゃるお背中をずっと見ていたので、私の親鳥は望海さん」と語る。
望海は柚香を「めちゃめちゃ、やんちゃ。今は大人になっちゃったけど」と語ると、蘭寿も「わかる！私もまだやんちゃなイメージだった！」と同意する。果たして柚香のどんな“やんちゃ”エピソードが飛び出すのか、注目される。
また、蘭寿は子育てが中心の毎日の中でどうやって自分の時間を捻出するかが課題と語り、望海は結婚願望について「あったりなかったり、その時によって波がある」と述べる。さらに、宝塚音楽学校でのエピソードや、トップスターのお披露目公演についての秘話も披露される。
この他にも、宝塚受験のきっかけや宝塚音楽学校の寮生活での秘話、歌劇団での組替えや楽屋での過ごし方など、司会者がいない3人だけの自由な空間だからこそ飛び出す、他の番組では聞くことのできない、個性豊かな3人が織りなす自然体のトークが展開される。
『ボクらの時代』は、3月9日（日）7時から7時30分に放送される。
