『ルックバック』が日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」受賞! | RBB TODAY

『ルックバック』が日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」受賞!

エンタメ 映画・ドラマ
注目記事
『ルックバック』が日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」受賞!
『ルックバック』が日本アカデミー賞「最優秀アニメーション作品賞」受賞! 全 2 枚
拡大写真

 劇場アニメ『ルックバック』が第48回日本アカデミー賞で「最優秀アニメーション作品賞」を受賞した。藤本タツキ原作の同作は、2021年7月にコミック配信サイト「少年ジャンプ+」で発表され、初日で閲覧数250万以上を記録した話題作だ。2024年6月28日に公開され、SNSやTVで絶賛コメントが相次ぎ、口コミが広がり続けている。現在、国内外の興行収入の合計は44億円を突破している。

 同作は、第16回TAMA映画賞での「特別賞」受賞を皮切りに、第49回報知映画賞「作品賞・アニメ部門」、東京アニメアワードフェスティバル2025「作品賞(劇場映画部門)」&「個人賞(監督・演出部門)」、Filmarks Awards 2024「アニメーション映画部門 最優秀賞」など多くの賞を受賞し、2024年を代表する作品となっている。

 監督、脚本、キャラクターデザインを務めた押山清高は、受賞の喜びを次のように語った。「本日はありがとうございます。今日ここにいてくださる井上俊之さんも優秀なアニメーターで長年アニメ業界を支えて下さった方です。アニメーションは優れた技術に支えられなければ作れない表現です。本作に携わってくださった方、そして日本のアニメーション業界を支えてくださっている方たちの存在が無ければ、この作品は作ることができなかったと思います」。

【押山清高監督コメント】
本日はありがとうございます。今日ここにいてくださる井上俊之さんも優秀なアニメーターで長年アニメ業界を支えて下さった方です。アニメーションは優れた技術に支えられなければ作れない表現です。本作に携わってくださった方、そして日本のアニメーション業界を支えてくださっている方たちの存在が無ければ、この作品は作ることができなかったと思います。7年前、宮崎駿監督のもと「君たちはどう生きるか」の現場に原画スタッフとして参加していました。ジブリを離れるときに、「これからは自分達の映画を作ります」と宮崎監督に言いました。それから7年後、去年の最優秀アニメーション作品賞である「君たちはどう生きるか」のスタジオジブリさんから最優秀賞を受け取れたのは特別に感慨深いです。本日はこういった華やかな場に出させて頂いてありがとうございました。原作の藤本タツキさんをはじめ関わってくれた全てのスタッフ、キャスト、関係者の皆さんに感謝いたします。

【藤野役:河合優実コメント】
声優として参加させていただきました河合優実です。本当におめでとうございます。声を演じる前に、アニメーションが送られてきたときから、本当に素晴らしい作品で心を奪われて、押山監督の作品が、世界に届くことをワクワクして待っていたので、こういう日を迎えられることを、すごく嬉しく思うと同時に、やっぱりという気持ちもあります。私は「ルックバック」のことをとても誇りに思っていますし、関わられた皆さんに敬意を表したいと思います。


【企画・プロデュース/大山良氏コメント】
本日は日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞という素晴らしい賞を頂きまして、ありがとうございます。劇場アニメ「ルックバック」は、藤本タツキ先生の漫画を原作に、押山監督をはじめ、アニメのクリエイターが、自分自身を作品に重ね合わせ、ひたむきに創作に向き合って完成しました。膨大な熱量が注ぎ込まれた作品が、世界中の多くの観客の皆さまに届き、映画を観て頂けたことが、本当に嬉しいです。この場をお借りして、あらためて感謝申し上げます。今回の受賞を励みにして、またこれからも丁寧に作品を届けていければと思っております。

《RBBTODAY》

【注目記事】

Amazon売れ筋ランキング

【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース