オウム真理教が企んだ“11月戦争”とは? 地下鉄サリン事件後に予定されていた狂気の国家転覆クーデター | RBB TODAY

オウム真理教が企んだ“11月戦争”とは? 地下鉄サリン事件後に予定されていた狂気の国家転覆クーデター

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『NHKスペシャル 「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」』 (C)NHK
『NHKスペシャル 「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」』 (C)NHK 全 4 枚
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 日本中を震撼させた地下鉄サリン事件から30年。オウム真理教の知られざる実像を徹底取材した『NHKスペシャル 「オウム真理教 狂気の“11月戦争”」』が、3月20日に放送される。

 同番組が題材とするのは、オウム真理教による国家転覆を目論むクーデター“11月戦争”の実態だ。教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)と幹部12人はすでに死刑となり、オウムの暴走にはいまだ多くの謎が残されている。NHKは、死刑執行される直前まで幹部たちが記していた手記を入手。そこから麻原たちが企図していた“11月戦争”というクーデターの詳細が浮かび上がった。

教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫)と幹部たち (C)NHK

 「ロシアから輸入したヘリを使い、東京上空から大量のサリンを散布する」「皇居周辺の10か所のアジトを拠点に武装した信者が政府機関を襲撃する」「教祖・麻原彰晃を王とする宗教国家を作るのが目的である」……。武装化の鍵を握っていたのはロシアだ。旧ソビエト連邦の崩壊によって混乱を極めるなか、麻原たちは政府高官に接近し、ヘリコプターや銃を手に入れていた。さらにアメリカの政府機関もオウムの動きを追っていたことが、現地での取材からわかってきた。

信者にヘリの操縦を教えたロシア人の教官 (C)NHK

 番組では、NHKが30年かけて入手してきたオウム真理教の内部映像や麻原の肉声、刑期を終えた元信者や捜査幹部の証言などから、麻原たちがどのようにして“11月戦争”に突き進んでいったのか、狂気の全貌に迫る。

オウム真理教の信者たち (C)NHK
教祖・麻原彰晃(本名・松本智津夫) (C)NHK

《ハララ書房》

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