櫻坂46最後の一期生・小池美波の卒業セレモニー開催! 欅坂46時代を振り返り「ただただ悔しかった」 | RBB TODAY

櫻坂46最後の一期生・小池美波の卒業セレモニー開催! 欅坂46時代を振り返り「ただただ悔しかった」

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「Buddies感謝祭 2025」「小池美波 卒業セレモニー」ライブ写真 撮影:上山陽介
「Buddies感謝祭 2025」「小池美波 卒業セレモニー」ライブ写真 撮影:上山陽介 全 28 枚
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 櫻坂46は3月20日、『Buddies感謝祭 2025』を千葉・幕張メッセイベントホールで開催。そこでグループ最後の一期生である小池美波を送り出す卒業セレモニーが実施された。

 イベント後半に行われた『小池美波 卒業セレモニー』では、ステージに登場した小池が深々と一礼。メンバーとともに自身のセンター曲「ソニア」を歌い、ライブをスタートさせた。また「僕たちのLa vie en rose」では小池と井上梨名、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、森田ひかる、山﨑天という“一期生と二期生”という布陣で多幸感いっぱいの歌とダンスを届けた。

撮影:上山陽介
撮影:上山陽介

 最初のMCでは、小池が「(卒業セレモニーが)始まっちゃったら寂しいというのはあるんですけど、『僕たちのLa vie en rose』はレコーディングには参加していたもののパフォーマンスはこれが初めてだったので、披露できてうれしかったです!」と喜びを口に。その後は小池と三期生による「本質的なこと」、小池と二期生による「コンビナート」などが披露された。

 そして「桜月」に続き「二人セゾン」では、小池をセンターに据え、二期生たちが周りを固める最初で最後の編成を披露。曲中盤での小池のソロダンス含む渾身のパフォーマンスに対して、オーディエンスから大きな声でエールが送られた。

 その後のMCでは、小池が今回のセットリストを考えたことを明かし、「『桜月』を初めて聴いたときから、なんだか『二人セゾン』とつながるところがあるなと感じていて。なので、『桜月』の最後で(守屋)麗奈ちゃんに振り向いてもらって『二人セゾン』とつながったらいいなと考えて」とこの2曲の並びに対するこだわりを語った。「二人セゾン」の二期生ポジションも小池が考えたそうで、「欅坂46のときに二期生が加入してきてくれて、一緒に活動した期間もあったので、二期生のみんなと一緒にこの曲をできてよかったです」と感極まりながら胸中を明かした。

撮影:上山陽介
撮影:上山陽介
撮影:上山陽介

 アンコールでは、純白のドレスとキラキラしたティアラやアクセサリーを身に付けた小池が登場。思いの込もった手紙を読み上げていった。欅坂46で約5年、櫻坂46で約5年と2つのグループを同じ期間過ごしてきた小池。欅坂46時代は「自分がグループのためにできることをひたすら探していたけど、少しずつ楽曲を自分の中に落とし込めるようになったタイミングで改名する運びになってしまいました。そのときは自分にもっと力があればと感じたり、私たちには背負えなかったんだと、ただただ悔しかったことを覚えています」と振り返り、櫻坂46に改名してからは「欅坂46と比較されてしまうことも多く、当時の楽曲を求められることも多く、なかなか櫻坂46ひとつで戦えない時間が続き、荊の道とはまさしくこのことだなと痛感する日々でした」と、最初は葛藤したことを吐露する。それでも「どんな瞬間でも一番自分に素直でいられて、心から大好きだと感じた場所はこのライブのステージ」だったと告げ、「ここは皆さんと気持ちを共有できる場所で、そのたびにいろんな感情に出会うことができた」とファンに感謝を伝えた。

撮影:上山陽介

 また、「私は学生の頃、自分の気持ちを伝えたり嫌なことを言葉にするのがすごく苦手で。自分の些細な感情にも気づかず、目を伏せて生きてきました。でも、この10年はそんな私はすべて変えてくれました。素直に生きていていいんだ、正直でいていいんだと、活動していて楽曲とともに生きていてそう感じるようになりました」と自身の成長についても告白。

 その後は三期生に対して「櫻坂46を好きになってくれて、加入してきてくれて本当にありがとう。私はみんなが入ってきてくれたことをきっかけに、櫻坂46らしさというものを知ることができました。ちゃんと伝えたことなかったけど、みんなのこと、すごくすごく大好きだよ」、二期生に対して「加入したての頃、いきなり大きなプレッシャーを背負うことになって、本当に苦しかったよね。私は本当に二期生がずっと大好きで、ほぼ同期のように接していました。一期生みんなが卒業しても、ひとりになった感覚があまりなかったのは二期生の存在が大きかったから」と、自身の気持ちを伝えた。

撮影:上山陽介

 さらにファンに対して、「皆さんの存在が心の支えでした。どんなときでも肯定してくださり、いろんな形で愛を伝えてくださって、何度も皆さんの言葉に救われていました。こんなにも不器用な私を応援してくださって、改めて感謝しています」と愛を送り、最後に「櫻坂46はいい意味で頂点のないグループだなと感じています。メンバーみんなには自分を抑えずに、好きなようにこれからも活動してほしいです。Buddiesの皆さんには櫻坂46の今を、これからも見届けていただきたいと思います。これからの櫻坂46もよろしくお願いいたします」と述べた。

 そして11thシングルに収録された「行かないで」を歌唱すると、ステージ上にメンバーが勢揃い。小池は「本当にあっという間で、今さら寂しくなってきて」と本音をこぼす。その後、山下瞳月や田村保乃が小池との思い出を口にすると、遠藤理子は「本当に『行かないで』って気持ちが溢れてしまって、直前まで泣いてしまった。最後にみいさんのユニットに参加できてすごく幸せですし、最後までみいさんのことを感じながらパフォーマンスできたことがすごく楽しかったです」と瞳を潤ませながら語った。

撮影:上山陽介

 ラストナンバー「櫻坂の詩」では小池がフロートに乗って、会場中のファンに向けて最後の挨拶。ステージに戻った小池は「10年間という、数字ではすごく長いんですけど、長いようで一瞬の10年で。その中で皆さんに救われたことがいっぱいあって、たくさん支えていただいて本当に感謝しています」と挨拶し、メンバー1人ひとりから一輪の花と労いのメッセージを受け取った。

撮影:上山陽介
撮影:上山陽介

《ハララ書房》

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