棺との合成写真を日本ガールズグループが投稿し物議…KARAク・ハラさん、悲報から丸5年でも輝く存在感 | RBB TODAY

棺との合成写真を日本ガールズグループが投稿し物議…KARAク・ハラさん、悲報から丸5年でも輝く存在感

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棺との合成写真を日本ガールズグループが投稿し物議…KARAク・ハラさん、悲報から丸5年でも輝く存在感
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KARAのク・ハラさんが突然この世を去ってから丸5年が過ぎた今、再び注目を集めている。

【画像】ク・ハラさんの写真を棺と合成…日本ガールズグループ

日本のガールズグループf5ve(ファイビー)が、亡くなったク・ハラさんの写真をマーケティングに使用し、物議を醸しているのだ。

f5veは最近、女性の写真に「IDGAF(私は気にしない)」というメッセージを添え、公式アカウントに投稿。画像の左下には、棺が合成されていた。その写真の女性が生前のク・ハラさんだったため、大きな問題となった。

投稿が問題視されると、f5veが所属するLDH JAPANは4月10日に該当の投稿を削除し、「不快なミームについて知らせてくださった方々に感謝する」と述べた上で、「該当の画像に登場していた故ク・ハラさんに関する背景を正しく認識できていなかった」と謝罪した。

しかし韓国では、「ク・ハラさんをマーケティングの道具として利用した」「故人の名誉を傷つけた」といった批判が殺到しており、「知らなかったでは済まされない」と現在も議論が続いている。

今もニュースになるク・ハラさん

ク・ハラさん
(写真提供=OSEN)ク・ハラさん

ク・ハラさんは2019年11月24日、ソウル清潭洞(チョンダムドン)の自宅で亡くなった状態で発見された。享年28歳だった。

それから丸5年が過ぎたが、たびたびク・ハラさんは話題の中心となり、そのスター性が色あせることはない。

例えば、昨年8月には韓国で「ク・ハラ法」が成立。扶養義務を果たさなかった相続人の相続権を制限する民法改正案だ。

ク・ハラさんがこの世を去った後、遺族は相続問題で大きく揉めた。ク・ハラさんの幼少期に家出し、20年間も音信不通だった母親が突如現れ、ク・ハラさんの不動産売却代金の半分を受け取ろうとしたのだ。

そこで、ク・ハラさんの実兄ク・ホイン氏が2020年3月、「ク・ハラ法」の立法請願を提出。長い紆余曲折の末に成立し、2026年1月より施行される予定だ。

そのひと月前には、ク・ハラさんの声も収められたKARAの『Hello』が先行公開された。

所属事務所のRBW、DSPメディアは「『Hello』は2013年9月に発売されたKARAの4thフルアルバム『Full Bloom』に収録される予定だった未発売曲で、亡くなったク・ハラさんが生前に韓国語で録音した声を加え、6人完全体バージョンで完成した」と明かした。

ク・ハラさん
(写真提供=OSEN)ク・ハラさん

2024年5月には、ク・ハラさんが、韓国芸能界の特大スキャンダル「バーニングサン事件」の解決に貢献していたことが明らかになり、注目を集めた。

BBCがバーニングサン事件を扱ったドキュメンタリー「バーニングサン:K-POPスターたちの秘密トークルームを暴露した女性たちの話」を公開したのだ。

そのドキュメンタリーで、事件を取材したカン・ギョンユン記者が「トークルームからは大きく、性犯罪と警察癒着の2つの問題が明らかになった。いったいそのグループトークに出てくる警察という人物が誰なのか、それがとても重要で最も解けない問題だった。その突破口をク・ハラさんが開いた」と証言した。

カン記者によると、先に連絡をしてきたのはク・ハラさんだった。「ク・ハラさんが自分から助けたいと言った。チェ・ジョンフンとデビューの時からとても親しい間柄で、スンリ(V.I)、チョン・ジュニョンともある程度、知り合いだった。本人に親交があるので、彼らが携帯電話を使うときに見たことがあるが、“あの人たち、本当に変なことが多い。記者さんの話が正しい”と話した」という。

カン記者は「私は警察の存在を知りたかったが、知る方法がなかった。その部分について、ク・ハラさんに手伝ってもらえるかと伝えると、チェ・ジョンフンに電話をかけて聞いてくれた」と述べた。

ク・ハラさんの勇気ある行動で、チェ・ジョンフンと通話したカン記者は以降、グループトークに登場した“警察総長”の身元を知ることになったそうだ。

ク・ハラさん
(写真提供=OSEN)ク・ハラさん

前述したf5veの投稿騒動など、必ずしも前向きな話題ばかりではないが、ク・ハラさんの名前は今も韓国の芸能ニュースを沸かせている。むしろ、歳月を経るごとに彼女の存在感の大きさがより鮮明になっているともいえるだろう。

(文=スポーツソウル日本版編集部)

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《スポーツソウル日本版》

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