NewJeansがデビュー1000日を迎えたその日、ちょうどその10倍となる「デビュー10000日」を迎えたK-POPガールズグループが存在する。
韓国アイドル第1世代のS.E.S.だ。
歌手のパダは4月16日、自身のインスタグラムに「デビュー10,000日、S.E.S.を覚えていてくださり、お祝いしてくださった皆さんに心から感謝します。ファンの皆さんと共に過ごした幻想的な私の10,000日は、誰の人生とも引き換えられない素晴らしい日々でした」とのコメントとともに、複数の写真を掲載した。
公開された写真には、デビュー当時から現在に至るまでのS.E.S.の3人の姿が収められている。

パダは、「私たちがそれぞれどこでどのように生きていようと、私たちの音楽の中で感じた初恋、自由と勇気、夢のように輝く希望を常に感じながら、堂々と生きていけることを心から願い、応援しています」とし、「長い時間、皆さんのそばで、音楽の中で、ステージの上の“パダ”として生きられたことに感謝します」と、感謝の気持ちを伝えた。
パダ、シュー、ユジンの3人で構成されたS.E.S.は、1997年11月28日にデビュー。『I'm Your Girl』『Dreams Come True』『I Love You』『Love』『Just In Love』『Just A Feeling』など、数々のヒット曲を生み出した。
K-POPガールズグループの「始祖」と呼ばれる存在であり、その影響力は今なお色褪せていない。
今年1月28日に韓国SBSで放送されたSMエンターテインメント30周年記念特別番組『K-POPザ・ビギニング:SMTOWN 30』で、S.E.S.の歴史が振り返られた際、SHINeeのキーは「本当に伝説だった」と喜び、少女時代のユナもまた「私はS.E.S.先輩を見て夢を育んだ。特技自慢もS.E.S.の歌で練習した」と話した。
現在は3人とも結婚しており、母親でもある。だが、シューは計7億9000万ウォン(約7900万円)規模の常習賭博をした疑惑を受け、2019年2月に懲役6カ月、執行猶予2年を言い渡され、大きな批判を浴びた。
その後、ユジンやバダの支えもあり、シューは2022年にテレビ復帰を果たしたものの、かつての輝きを完全に取り戻すには至っていない。
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