映画『女房殺し』などで知られる韓国女優ク・ボニムさんがこの世を去って、今日(4月21日)で6年が経った。
ク・ボニムさんは2019年4月21日4時50分に亡くなった。享年50歳。2018年に鼻咽頭がんと診断され、1年以上にわたって治療を続けていた。
鼻咽頭は鼻と喉の境の部分を指す。近年では俳優のキム・ウビンが同じ病を患っていたことでも知られるが、ク・ボニムさんは回復することなく、静かにこの世を去った。
あまりにも早い別れに、当時は多くの俳優仲間やファンたちの悲しみの声があがった。

ク・ボニムさんは演技力に定評のある実力派として、舞台、映画、ドラマと幅広く活躍してきた。ソウル芸術大学の演劇科を卒業後、1992年に劇団「ミチュ」に入団し、数々の演劇作品に出演。その後、映画『女房殺し』『恋の罠』『カンナさん大成功です!』『光州5・18』『食客』『私のオオカミ少年』など多数の話題作に出演している。
また、テレビドラマでは『外科医ポン・ダルヒ』『糟糠の妻クラブ』『タムナ ~Love the Island~』『検事プリンセス』『主君の太陽』『ホテルキング』『キスして幽霊!~Bring it on, Ghost~』などに出演し、印象的な演技を披露した。
闘病中も、生きること、そして演じることへの情熱を決して手放さなかったク・ボニムさん。6年が経った今も、スクリーンや舞台で見せた彼女の姿は多くの人々の記憶に残り続けている。
(記事提供=OSEN)
■【画像】整形失敗で“うつ病”に…突然この世を去った韓国女優