故キム・セロンさんとの未成年交際疑惑などが取り沙汰されている俳優キム・スヒョンを、ファンが守ろうとしている。
ファンたちは悪質な書き込みに対して強硬な対応を取ることを宣言し、俳優を守るために団結した。
4月22日、キム・スヒョンの韓国・グローバルファン連合(ファンカフェ「ユカリス」、DCインサイド「キム・スヒョンギャラリー」)は、「俳優キム・スヒョンに対する継続的な悪意ある誹謗、中傷、虚偽事実の流布、名誉毀損、人格への侮辱などを、もはや看過できないというファンたちの共感と意思が集まり、キム・スヒョン韓国・グローバルファン連合は、ヤン・テヨン弁護士(法務法人シウ)を法的代理人として選任した」と発表した。
ファン連合は続けて、「これにより、第3者による告発を含む悪質な書き込みや有害な投稿に対し積極的に法的措置を取るほか、虚偽事実に基づいた悪意ある記事や歪曲された報道についても、法的対応を進めていく」と説明した。

また、ファン連合側は「俳優キム・スヒョンは長年、黙々と自らの場で最善を尽くしてきた。ファンたちは、そんな俳優の名誉と権利を守ることは当然の責任だと信じている。これは俳優キム・スヒョンの権益を守り、健全なファン文化を維持するための自発的な動きであり、どのような悪意ある試みにも断固として対抗する」とし、「この過程で善処はない」と明言した。
キム・セロンさんの遺族側は、キム・セロンさんが遺したメッセージや手紙に基づき、彼女が15歳、キム・スヒョンが27歳だった2015年から2人は交際していたと主張している。
これに対しキム・スヒョン側は、故人が成人してから交際したと反論したが、2016年および2018年に交わされた「チュッ」「いつ君を抱いて眠れるの」などのメッセージが公開され、再び論争となった。

また、キム・スヒョンは記者会見を開き、「遺族側がカカオトークの内容をつなぎ合わせている。事実ではないことがすべて事実になるわけではない。私が検証手続きを受けたように、遺族側が証拠として提示しているすべての内容についても、捜査機関を通じて徹底的に検証する」と主張した。
キム・スヒョンは、遺族および「叔母」と名乗る身元不明者、YouTubeチャンネル『カロセロ研究所』の運営者を名誉毀損罪で告訴し、彼らを相手取り120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償訴訟も起こしたことも明らかにした。
(記事提供=OSEN)
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
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