タレントのヒョニョンが、高級ブランドのノベルティを転売したという疑惑に対し、事実と異なるとして反論した。
4月22日午後、ヒョニョンと提携した海外通販代行業者の代表A氏は、本サイト提携メディア『OSEN』との電話インタビューで、「ヒョニョンさんは商品の販売者ではなく、購入代行の仲介を行った方です」と述べ、「当社は購入代行を専門とする企業で、ヒョニョンさんは消費者と商品をつなぐ役割を担い、その対価として仲介手数料を受け取っていただけです」と説明した。
問題となった商品についてA氏は、「今回紹介した『ディオール・スプリングキット』は2025年の新作で、まだ韓国では正式にローンチされていない製品です」とし、「信頼あるシンガポールの正規流通業者を通じて提供されており、購入者が個人通関番号(統計品目番号)を入力して直接輸入する仕組みです」と説明。続けて、「ヒョニョンさんが直接販売したり、ノベルティを不正に流通させたりしたわけではなく、合法的な流通手続きに基づく購入代行仲介にすぎません」と強調した。
ヒョニョン本人も同日、『OSEN』の電話取材に応じ、「今回の商品は正規の通関を経て韓国に入ってきたものです」と述べ、「中間業者を経て流通しており、当サイトではお客様が個人通関番号を記入して購入する方式です。単なる“ノベルティの転売”ではなく、正規のルートで流通した製品を紹介しただけです」と疑惑を否定した。
発端は?

今回の議論の発端となったのは、ヒョニョンが先月、自身のSNSに投稿した動画だった。彼女は、「ディオールの2025スプリングリチュアルキットは、韓国のデパートでは17万ウォン(約1万7000円)以上購入した場合にポーチのみがもらえる品で、現在は品切れが続出しているアイテムです」とし、「私は8万5000ウォン(約8500円)で販売できます。QRコードもあるし、ディオールの正規品です」と紹介した。
さらに、「このキットにはミニサイズ製品4点が含まれており、通常は合計65万ウォン(約6万5000円)購入した顧客に提供されるノベルティ相当の内容です」と説明。この投稿に対し、一部のネットユーザーからは「ノベルティにプレミアをつけて販売するのは違法ではないか」という疑問の声が上がっていた。
こうした指摘に対し、ヒョニョン側は「単なる“ノベルティ転売”ではなく、正規の輸入流通手続きを経たもの」と強調し、また取引の構造についても「販売代金を得るのではなく、仲介手数料を受け取る形である」と再度説明した。
(記事提供=OSEN)