BTS・JINが約6カ月ぶりに日本のファンと再会する。
4月25日、BTSの日本公式ファンクラブを通じて、JINの2ndソロアルバム『Echo』の発売を記念した「ハイタッチ会」の開催が発表された。
イベントは5月31日13時より東京都内で行われ、詳細な会場は当選者のみに通知される。JINはこの日、1000人のファンと直接顔を合わせる予定だ。
JINが日本でファンと交流するのは、2024年11月30日に東京で行われた「700人ハイタッチ会」以来で、ファンにとっては歓喜のニュースだが、一部では心配の声も上がっている。
捜査打ち切り後初の“接触”イベント
その理由は、JINが2024年6月13日、除隊翌日に韓国・ソウルの蚕室（チャムシル）室内体育館で行った「1000人ハグ会」での出来事にある。
この日、「抱きしめて」と書かれたメッセージボードを首にかけ、一人ひとりのファンと丁寧に向き合っていたJIN。しかし、その中で一部の“迷惑ファン”による問題行為が発生した。
あるファンはハグと同時にJINにキスを試み、別の女性はJINの首に手を回し頬にキスをするという、明らかなセクハラ行為に及んだ。特に注目を集めたのは、その加害者の一人が50代の日本人女性だったという点だ。
この事件を受けて、ソウル松坡（ソンパ）警察署は「公衆密集場所での強制わいせつ」の容疑でその女性を今年1月末に立件。2月初旬に出頭を要請したが、加害女性は日本在住で、警察の呼びかけにも明確な回答を示さなかった。
その後、3月31日には「捜査に相当な期間がかかる」として、捜査の中止が決定された。
つまり、今回の日本でのハイタッチ会は、この事件の捜査が打ち切られて以降、初めての“ファンとの触れ合い”となる。
JINは、あのハグ会も事務所の「危険だからやめるべきだ」という反対を押し切ってまで実施したほど、ファンへの愛情が深いことで知られている。
今回の来日決定も、そうしたファンへの想いがあってこその選択だろう。
一方で、同様の迷惑行為や犯罪が再び起こらないよう、所属事務所に対しては万全の警備体制と厳格な管理を求める声が強まっている。
JINのまっすぐな想いが、安心・安全な形でファンに届けられることを、多くのARMYが願ってやまない。
（文＝スポーツソウル日本版編集部）
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